Aさん(45歳)は、65歳から15年間にわたって毎年500千円を受け取るために、65歳までの20年間、年金原資を毎年均等…

学科 基礎編 (1)

Aさん(45歳)は、65歳から15年間にわたって毎年500千円を受け取るために、65歳までの20年間、年金原資を毎年均等に積み立てることを考えている。この場合、45歳から65歳までの20年間の毎年の積立額として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、積立期間および取崩期間中の運用利回り(複利)は年2%とし、積立ておよび取崩しは年1回行うものとする。また、下記の係数表を利用して算出し、計算結果は千円未満を切り捨て、手数料や税金等は考慮しないものとする。

FP技能検定1級 2019年9月 (1)の表
正答 (3)
正答は (3)。264千円が適切です。 2段階で考えます。まず、65歳時点で必要な年金原資を「年金現価係数」で求め、次に、その原資を20年で積み立てるための毎年の額を「減債基金係数」で求めます。 【計算】 ① 65歳時点の年金原資(15年・2%の年金現価係数)500千円 × 12.8493 = 6,424.65千円 ② 毎年の積立額(20年・2%の減債基金係数)6,424.65千円 × 0.0412 = 264.69…千円→ 千円未満を切り捨てて 264千円 【ほかの選択肢】 (1) 226千円 誤り。上の2つの係数の組合せで計算した値と合いません。
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(2) 250千円 誤り。同じく正しい組合せの値と合いません。 (4) 269千円 誤り。年金の受取りを各年の初め(65歳時から)として、原資を 500千円 × 12.8493 × 1.02 = 6,553.14…千円と多く見積もった値です(× 0.0412 = 269.98…千円)。この問題では、係数表の年金現価係数をそのまま使います。 【係数の使い分け】 年金現価係数:毎年一定額を受け取るために、いま必要な元本を求める 減債基金係数:将来の目標額を作るための、毎年の積立額を求める 資本回収係数:いまの元本を取り崩すとき、毎年受け取れる額を求める 年金終価係数:毎年一定額を積み立てたときの、将来の元利合計を求める ①を「15年の年金現価係数」ではなく「資本回収係数の逆数」で求めても、ほぼ同じ値(500÷0.0778≒6,426.7千円)になり、答えは264千円で変わりません。取崩しの期間(15年)と積立ての期間(20年)で、使う行が違う点に注意してください。

出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2019年9月 (1)出典元ページ

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