確定拠出年金の個人型年金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとす…
学科 基礎編 (6)
確定拠出年金の個人型年金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
- (1)障害基礎年金の受給権者であるため、所定の届出をすることにより国民年金保険料の納付が免除されている国民年金の第1号被保険者は、個人型年金に加入することはできない。
- (2)運用関連運営管理機関は、個人型年金加入者に対し、少なくとも3つ以上の運用商品を選定して提示しなければならず、かつ、元本が確保された運用商品が1つ以上含まれていなければならない。
- (3)確定拠出年金の企業型年金のみを実施している企業の企業型年金加入者が個人型年金に加入する場合、個人型年金の掛金の拠出限度額は年額27万6,000円である。
- (4)個人型年金加入者が確定給付企業年金を実施している企業に就職し、確定給付企業年金の加入者となる場合、所定の要件を満たせば、その者の申出により個人別管理資産を確定給付企業年金に移換することができる。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切です。
確定拠出年金の個人型年金(iDeCo)の加入者が、確定給付企業年金(DB)のある会社に就職した場合、そのDBの規約が受け入れを認めていれば、本人の申出により個人別管理資産をDBに移すことができます。2018年5月の改正でポータビリティが広げられ、確定拠出年金からDBへの移換ができるようになりました。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。国民年金保険料の免除を受けている第1号被保険者は、原則として個人型年金に加入できませんが、障害基礎年金を受けていることによる法定免除の人は例外で、加入できます。
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(2) 誤り。2018年5月の改正で、運営管理機関が提示する運用商品は、リスク・リターンの特性が異なる3つ以上35以下となり、元本確保型の商品を必ず含める義務はなくなりました(含めてもよい)。
(3) 誤り。企業型年金のみを実施する企業の加入者が個人型年金に加入する場合(規約で認められている場合)、個人型年金の拠出限度額は月額2万円(年額24万円)です。年額27万6,000円(月2万3,000円)は、企業年金のない会社員の限度額です。
【個人型年金の拠出限度額(2019年4月時点・会社員など)】
企業年金なし:月2万3,000円
企業型年金のみ:月2万円
DBあり(企業型年金の有無を問わない)、公務員:月1万2,000円
※2026年10月時点では、2022年10月から企業型年金の加入者は規約の定めがなくても個人型年金に加入でき、2024年12月からはDBのある会社員・公務員の限度額も月2万円(企業型年金の掛金などとの合計で月5万5,000円以内)になっています。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2019年9月 (6)出典元ページ
最終更新日
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