損益分岐点分析に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。…
学科 基礎編 (33)
損益分岐点分析に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。(a) 売上高が2億円である場合の変動費が6,000万円、固定費が4,000万円である企業は、固定費を1,400万円削減すれば、損益分岐点が2,000万円低下することになる。(b) 売上高が2億円である場合の変動費が8,000万円、固定費が3,000万円である企業は、変動費率が10ポイント上昇すると、損益分岐点が2,000万円上昇することになる。(c) 売上高が2億円である場合の変動費が8,000万円、固定費が4,000万円である企業が2億円の利益をあげるために必要な売上高は、4億円である。
- (1)1つ
- (2)2つ
- (3)3つ
- (4)0(なし)
正答 (2)
正答は (2)。適切なものは2つです。
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率(1 - 変動費率)で求めます。
【各記述の検討】
(a) 適切。変動費率は 6,000万円 ÷ 2億円 = 30%、限界利益率は70%です。
削減前:4,000万円 ÷ 0.7 ≒ 5,714万円
削減後:(4,000万円 - 1,400万円)÷ 0.7 ≒ 3,714万円
損益分岐点は 1,400万円 ÷ 0.7 = 2,000万円 低下します。
(b) 不適切。変動費率は 8,000万円 ÷ 2億円 = 40%です。
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上昇前:3,000万円 ÷ 0.6 = 5,000万円
上昇後(変動費率50%):3,000万円 ÷ 0.5 = 6,000万円
上昇は1,000万円で、2,000万円ではありません。
(c) 適切。変動費率40%、限界利益率60%なので、目標利益を上げるための売上高は
(固定費 4,000万円 + 目標利益 2億円)÷ 0.6 = 4億円 です。
適切なものは(a)と(c)の2つなので、正答は(2)です。
【関連する指標】
安全余裕率 =(売上高 - 損益分岐点売上高)÷ 売上高
損益分岐点比率 = 損益分岐点売上高 ÷ 売上高(低いほど不況に強い)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2019年9月 (33)出典元ページ
最終更新日
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