内国法人に係る法人税における役員給与および役員退職金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各選択肢にお…

学科 基礎編 (30)

内国法人に係る法人税における役員給与および役員退職金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各選択肢において、給与等は隠蔽または仮装経理により支給されたものではないものとする。

正答 (4)
正答は (4)。これが不適切です。 役員退職給与は、不相当に高額な部分を除いて損金に算入できますが、事前確定届出給与のように、支給額や支給時期をあらかじめ税務署長に届け出る手続はありません。損金算入額は、通常、株主総会の決議などで支給額が確定した事業年度に計上します(支払った事業年度に損金経理した場合はその年度でもよい)。 【ほかの選択肢】 (1) 適切。2017年度の改正で、定期給与の各支給時期の支給額から源泉税等を控除した額(手取額)が同額である場合も、定期同額給与に当たることになりました。
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(2) 適切。役員に継続的に供与される経済的利益で、その額が毎月おおむね一定であるもの(社宅の家賃の負担など)は、定期同額給与に当たります。 (3) 適切。事前確定届出給与は、届け出た額どおりに支給することが要件です。届出額より多く支給した場合は、原則として事前確定届出給与に当たらず、届出額を含めた支給額の全額が損金不算入になります(少なく支給した場合も同じ)。 【役員給与の損金算入の3類型】 定期同額給与:1カ月以下の一定の期間ごとに同額を支給 事前確定届出給与:所定の時期に確定額を支給する旨を、期限までに税務署長へ届け出る 業績連動給与:利益の状況を示す指標などに基づく一定のもの(同族会社は原則として不可)

出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2020年1月 (30)出典元ページ

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