Aさんは、所有する土地の一部をデベロッパーに譲渡し、デベロッパーがその土地上に建設した建築物の一部を取得することを検討し…

学科 基礎編 (41)

Aさんは、所有する土地の一部をデベロッパーに譲渡し、デベロッパーがその土地上に建設した建築物の一部を取得することを検討している。「既成市街地等内にある土地等の中高層耐火建築物等の建設のための買換えの場合の譲渡所得の課税の特例」(立体買換えの特例。租税特別措置法第37条の5。以下、「本特例」という)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、本問においては、本特例の表二号(中高層の耐火共同住宅)に限定するものとし、各選択肢において、ほかに必要とされる要件等はすべて満たしているものとする。

正答 (3)
正答は (3)。これが適切です。 立体買換えの特例(租税特別措置法第37条の5)では、買換資産(取得した中高層の耐火共同住宅)を、取得の日から1年以内に、自己の居住の用、または事業の用(事業と称するに至らない不動産の貸付などで相当の対価を得て継続的に行うものを含む)に供することが要件です。事業と称するに至らない規模の貸付でも、適用を受けられます。 【ほかの選択肢】 (1) 誤り。表二号の譲渡資産は、既成市街地等内にある土地等・建物などで、譲渡の直前の用途は問われません。遊休地を譲渡した場合でも、適用を受けられます。
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(2) 誤り。本特例には譲渡資産の所有期間の要件がありません。所有期間が5年以下の短期の土地でも、適用を受けられます。 (4) 誤り。買換資産は、自己(個人の場合は本人)の居住用または事業用に供することが要件で、生計を別にする親族の事業に使わせる場合は対象になりません。 【本特例の仕組み】 譲渡した土地等の対価のうち、取得した建物(とその敷地)の価額に相当する部分は、譲渡がなかったものとされる(課税の繰延べ) 取得資産の取得費は、譲渡資産の取得費を引き継ぐ

出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2020年1月 (41)出典元ページ

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