内閣府が公表する景気動向指数に採用されている経済指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (16)
内閣府が公表する景気動向指数に採用されている経済指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)国土交通省が公表する建築着工統計は、全国における建築物の着工状況に関して建築物の数、床面積の合計、工事費予定額などを調査した統計であり、この統計における新設住宅着工床面積が景気動向指数の先行系列に採用されている。
- (2)厚生労働省が公表する一般職業紹介状況は、公共職業安定所における求人、求職、就職の状況をとりまとめた統計であり、この統計における新規求人数が景気動向指数の一致系列に採用されている。
- (3)総務省が公表する家計調査は、国民生活における家計収支の実態を把握し、国の経済政策・社会政策の立案のための基礎資料を提供することを目的とした統計であり、この統計における家計消費支出が景気動向指数の一致系列に採用されている。
- (4)財務省が公表する租税及び印紙収入、収入額調は、税収の動向を把握するための統計であり、この統計における所得税収入が景気動向指数の遅行系列に採用されている。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切です。
国土交通省の建築着工統計は、建築物の着工の状況(建築物の数、床面積の合計、工事費予定額など)を調べた統計で、このうち「新設住宅着工床面積」が景気動向指数の先行系列に採用されています。
【ほかの選択肢】
(2) 誤り。一般職業紹介状況の「新規求人数(除学卒)」は、景気動向指数の先行系列です。一致系列に採用されているのは「有効求人倍率(除学卒)」です。
(3) 誤り。家計調査の「家計消費支出(勤労者世帯、名目)」は、景気動向指数の遅行系列です。一致系列ではありません。
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(4) 誤り。景気動向指数の遅行系列に採用されているのは「法人税収入」です。所得税収入ではありません。
【景気動向指数の採用系列の例(2020年4月時点)】
先行系列:新規求人数(除学卒)、新設住宅着工床面積、実質機械受注(製造業)、消費者態度指数、東証株価指数、最終需要財在庫率指数(逆サイクル)など
一致系列:有効求人倍率(除学卒)、鉱工業用生産財出荷指数、商業販売額(小売業・卸売業)、耐久消費財出荷指数、営業利益(全産業)など
遅行系列:完全失業率(逆サイクル)、家計消費支出、法人税収入、きまって支給する給与(製造業)、消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)など
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2020年9月 (16)出典元ページ
最終更新日
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