全国健康保険協会管掌健康保険の任意継続被保険者に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (1)
全国健康保険協会管掌健康保険の任意継続被保険者に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)任意継続被保険者となるためには、その者の住所地を管轄する全国健康保険協会の都道府県支部に対し、正当な理由がある場合を除き、被保険者資格を喪失した日から14日以内に申出をしなければならない。
- (2)任意継続被保険者が、保険料を納付期日までに納付しなかったことによりその資格を喪失した場合、任意継続被保険者となった日から2年以内であっても、再度、資格取得の要件を満たさない限り、任意継続被保険者となることはできない。
- (3)任意継続被保険者の標準報酬月額は、当該任意継続被保険者が被保険者資格を喪失したときの標準報酬月額となり、任意継続被保険者である期間中に変更されることはない。
- (4)任意継続被保険者は、当該被保険者および被扶養者に係る保険料を全額負担しなければならないが、被扶養者に係る保険料については、被保険者が属する世帯の所得に応じた軽減措置が設けられている。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切です。
任意継続被保険者が、保険料を納付期日までに納めなかったことで資格を失った場合、資格を失った後に改めて任意継続被保険者になれるのは、資格取得の要件(資格喪失日の前日までに継続して2カ月以上の被保険者期間があることなど)を、もう一度満たしたときに限られます。任意継続被保険者となった日から2年以内であっても、そのまま元に戻ることはできません。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。申出は、被保険者資格を喪失した日から20日以内です(正当な理由がある場合を除く)。申出先が住所地を管轄する協会けんぽの都道府県支部である点は正しい記述です。
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(3) 誤り。任意継続被保険者の標準報酬月額は、資格喪失時の標準報酬月額と、協会けんぽの全被保険者の標準報酬月額の平均額(2020年度は30万円)のうち、いずれか低い額です。平均額は年度ごとに改定されるので、加入期間中に変わることがあります。
(4) 誤り。任意継続被保険者は、事業主負担がなくなるため保険料を全額自分で負担します。健康保険の保険料は被保険者の標準報酬月額に保険料率を掛けて計算するもので、被扶養者の分の保険料はありません。世帯の所得に応じた軽減措置もありません。
【任意継続被保険者の要点】
要件 資格喪失日の前日まで継続して2カ月以上の被保険者期間
申出 資格喪失日から20日以内
期間 最長2年
保険料 全額自己負担(前納も可)
※2022年1月からは、本人の申出により任意継続被保険者の資格を喪失できるようになりました。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2021年1月 (1)出典元ページ
最終更新日
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