生命保険契約の各種手続等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (10)
生命保険契約の各種手続等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)被保険者が死亡し、死亡保険金受取人が死亡保険金の請求をした場合、一般に、保険会社に請求書類が到着した日の翌日から10営業日以内に死亡保険金が支払われることとされている。
- (2)加入している終身保険について、保険料の払込みを中止し、払済終身保険に変更した場合、一般に、払済終身保険の予定利率には変更前の終身保険の予定利率が引き継がれる。
- (3)失効した生命保険契約の復活手続を行う場合、一般に、復活後の保険料は復活時の保険料率で再計算され、当該保険料率により算出された失効期間中の保険料総額を一括して払い込む必要がある。
- (4)契約者貸付は、一般に、契約者が加入している生命保険契約の利用時点の解約返戻金額を限度として保険会社から貸付を受けることができるものであり、その返済前に保険金の支払事由が生じた場合、保険金から貸付金の元利合計額が差し引かれる。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切です。
払済保険は、保険料の払込みを中止し、その時点の解約返戻金をもとに、保険期間を変えずに保険金額を下げた保険(同じ種類の保険や養老保険など)に変える方法です。一般に、払済保険の予定利率は、変更前の契約の予定利率が引き継がれます。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。死亡保険金は、一般に、請求書類が保険会社に到着した日の翌日から5営業日以内に支払われることとされています。事実の確認が必要な場合などは、さらに日数がかかることがあります。
(3) 誤り。復活では、失効期間中の未払保険料(延滞保険料)をまとめて払い込みますが、保険料率は失効前の契約の保険料率のままです。復活時の保険料率で計算し直すわけではありません。告知または診査も必要です。
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(4) 誤り。契約者貸付で借りられるのは、解約返戻金額の一定範囲内(一般に70〜90%程度)です。解約返戻金額の全額までではありません。返済前に保険金の支払事由が生じた場合に、保険金から貸付金の元利合計額が差し引かれる点は正しい記述です。
【払済保険と延長保険】
払済保険 保険期間は変えずに、保険金額を下げる(特約は原則消滅)
延長保険 保険金額は変えずに、定期保険に変えて保険期間を決め直す
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2021年1月 (10)出典元ページ
最終更新日
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