任意の自動車保険(保険期間1年)のノンフリート等級別割引・割増制度の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なもの…
学科 基礎編 (13)
任意の自動車保険(保険期間1年)のノンフリート等級別割引・割増制度の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
- (1)前年に初めて自動車保険を契約して更新後の等級が7等級になった契約者と、前年に「3等級ダウン事故」を起こして更新後の等級が7等級になった契約者では、適用される保険料の割引率が異なる。
- (2)8等級の契約者が自動車を走行中に単独事故を起こして同乗者がケガを負い、人身傷害(補償)保険の保険金のみが支払われた場合、当該事故は「ノーカウント事故」であり、更新後の等級は8等級となる。
- (3)9等級の契約者が自動車を走行中に飛び石で窓ガラスが破損したことにより車両保険の保険金のみが支払われた場合、当該事故は「1等級ダウン事故」であり、更新後の等級は8等級となる。
- (4)自動車保険契約の被保険自動車を廃車する場合、所定の中断証明書の発行を受けることにより、保険会社を問わず、当該証明書の有効期間内に新たに契約する自動車保険に中断前の所定の等級を引き継ぐことができる。
正答 (2)
正答は (2)。これが不適切です。
人身傷害(補償)保険の保険金のみが支払われた事故は「ノーカウント事故」で、等級の判定では事故がなかったものとして扱われます。そのため、8等級の契約者の更新後の等級は、1等級上がって9等級になります。8等級のままではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 適切。同じ7等級でも、事故を起こして等級が下がった契約者には「事故有係数」が適用され、無事故の契約者の「無事故係数」より割引率が小さくなります(事故有係数の適用期間は、3等級ダウン事故1件につき3年)。
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(3) 適切。飛び石、火災、盗難、いたずら、台風・洪水などによる車両保険の保険金のみの支払は「1等級ダウン事故」で、9等級から8等級になります。
(4) 適切。廃車などで契約を中断する場合、中断証明書の発行を受ければ、有効期間(原則10年)内に新たに契約する自動車保険に、保険会社を問わず中断前の等級を引き継げます。
【事故の区分】
3等級ダウン事故 対人・対物賠償の支払、車両の衝突事故など
1等級ダウン事故 飛び石・盗難・台風などによる車両保険のみの支払など
ノーカウント事故 人身傷害・搭乗者傷害・弁護士費用特約などのみの支払
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2021年5月 (13)出典元ページ
最終更新日
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