個人事業税に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (30)
個人事業税に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)個人が行う農業から生じた所得は、その耕地総面積が2,000㎡以上である場合、第2種事業として個人事業税の課税対象となる。
- (2)個人事業税の納税義務者が、前年分の所得税の青色申告書を申告期限内にe-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用して提出している場合、個人事業税における所得の金額の計算上、青色申告特別控除として最大65万円を控除することができる。
- (3)個人事業税の税率は、個人が行う事業の区分に応じて標準税率が定められており、制限税率はその標準税率の1.1倍とされている。
- (4)個人事業税の納税義務者は、原則として、その年分の所得および納付すべき税額を記載した申告書の提出とその納税を翌年の3月15日までにしなければならない。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切です。
個人事業税の税率は事業の区分(第1種事業5%、第2種事業4%、第3種事業5%または3%)ごとに標準税率が定められ、各都道府県は標準税率の1.1倍を上限(制限税率)として税率を定めます。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。農業(耕作)は、個人事業税の課税対象となる法定業種に含まれていないので、耕地の面積にかかわらず課税されません。第2種事業に含まれるのは畜産業(農業に付随して行うものを除く)や水産業(小規模な水産動植物の採捕の事業を除く)などです。
(2) 誤り。個人事業税には、所得税の青色申告特別控除の適用はありません。所得の計算では、年290万円の事業主控除が差し引かれます。
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(4) 誤り。個人事業税の申告期限は翌年3月15日ですが、所得税の確定申告や住民税の申告をしていれば、個人事業税の申告は不要です。納税は、都道府県から送られる納税通知書により、原則として8月と11月に納めます。
【個人事業税の課税の流れ】
(事業所得等の金額-事業主控除290万円など)×税率
納付した個人事業税は、所得税の事業所得の必要経費になる
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2021年5月 (30)出典元ページ
最終更新日
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