公的年金等に係る所得税の取扱いに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (7)
公的年金等に係る所得税の取扱いに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)会社員が学生納付特例制度の承認を受けた期間の保険料を追納した場合、社会保険料(国民年金保険料)控除証明書を年末調整の際に勤務先に提出することで、当該保険料に係る社会保険料控除の適用を受けることができる。
- (2)小規模企業共済契約に基づいて60歳の共済契約者本人に支給される解約手当金は、退職所得として課税の対象となる。
- (3)国民年金の第3号被保険者期間のみを有していた65歳以上の者がその年中に合計で70万円の老齢基礎年金の支払を受ける見込みのときは、その支払の際、所得税および復興特別所得税は源泉徴収されない。
- (4)老齢基礎年金の受給権者が死亡し、その者に支給すべき年金給付で死亡後に支給期の到来する年金を、生計を同じくしていた受給権者の子が受け取った場合、子が受け取った当該未支給年金は、一時所得として課税の対象となる。
正答 (2)
正答は (2)。これが不適切です。
小規模企業共済の任意解約による解約手当金は、共済契約者が65歳未満であれば一時所得として課税されます。退職所得とされるのは、65歳以上の共済契約者が任意解約して受け取る場合などです。60歳の人が受け取る解約手当金は一時所得なので、「退職所得」が誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 適切。学生納付特例の期間の保険料を追納すると、その年の社会保険料控除の対象になります。国民年金保険料は、年末調整で控除を受けるときに社会保険料(国民年金保険料)控除証明書を勤務先に提出します。
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(3) 適切。65歳以上の人の公的年金等は、その年に受ける額が158万円未満であれば源泉徴収されません。老齢基礎年金70万円は源泉徴収の対象外です。
(4) 適切。受給権者の死亡後に遺族が受け取る未支給年金は、遺族固有の権利に基づいて受け取るもので、相続税の対象ではなく、受け取った遺族の一時所得になります。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2022年1月 (7)出典元ページ
最終更新日
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