米国の経済指標・金融政策に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (16)
米国の経済指標・金融政策に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)米国のISM製造業景況感指数は、製造業の購買担当責任者を調査対象にした企業の景況感を反映した指標であり、一般に、50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退と判断される。
- (2)米国の雇用統計は、米国の労働省から毎月発表され、非農業部門雇用者数や失業率などの数値は、株式市場や為替市場などの市場参加者が注視する指標である。
- (3)連邦準備制度理事会(FRB)が開催する連邦公開市場委員会(FOMC)は、2020年3月、2回の利下げを行い、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を0.00~0.25%に引き下げた。
- (4)テーパリングとは、量的緩和策による金融資産の買入額を徐々に減らしていくことであり、2021年11月の連邦公開市場委員会(FOMC)にて、テーパリングが終了したことが示された。
正答 (4)
正答は (4)。これが不適切です。
テーパリングは、量的緩和策による資産の買入額を徐々に減らすことです。2021年11月のFOMCで決まったのはテーパリングの「開始」で、11月から国債などの買入額を減らし始めました。テーパリングが終了したのは2022年3月です。「終了したことが示された」が誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 適切。ISM製造業景況感指数は、製造業の購買担当者への調査をもとにした指数で、50を上回ると景気拡大、下回ると景気後退を示すとされます。
(2) 適切。米国の雇用統計は労働省(労働統計局)が毎月発表します。非農業部門雇用者数や失業率は、市場が最も注目する指標の一つです。
(3) 適切。FOMCは2020年3月に緊急の利下げを2回行い(3日に0.5%、15日に1.0%)、FF金利の誘導目標を0.00〜0.25%にしました。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2022年1月 (16)出典元ページ
最終更新日
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