中小企業事業再編投資損失準備金制度(以下、「本制度」という)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各選…

学科 基礎編 (33)

中小企業事業再編投資損失準備金制度(以下、「本制度」という)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各選択肢において、ほかに必要な要件等はすべて満たしているものとする。

正答 (4)
正答は (4)。これが不適切です。 中小企業事業再編投資損失準備金は、積み立てた事業年度の後、5年間の据置期間を経過すると、その後の5年間で均等額を取り崩して益金の額に算入します。取得した株式等の全部を譲渡した場合は、その株式等に係る準備金の金額を取り崩して、その事業年度の益金の額に算入します。全部を譲渡したときに「5年間で均等額を取り崩す」とする記述は誤りです。 【ほかの選択肢】 (1) 適切。青色申告書を提出する中小企業者で、2024年3月31日までに中小企業等経営強化法の経営力向上計画(事業承継等事前調査に関する事項の記載のあるもの)の認定を受けたものが対象です。
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(2) 適切。取得する株式等の取得価額が10億円を超える場合は対象外です。 (3) 適切。取得した株式等の取得価額の70%以下の金額を準備金として積み立てたときは、その金額を損金の額に算入できます。 【本制度の仕組み】 M&Aで取得した株式等の取得価額の70%以下を準備金として積み立て、損金に算入する 据置期間5年の後、5年間で均等額を取り崩して益金に算入する 株式等を譲渡したときや減損処理をしたときは、その分を取り崩す ※2026年10月時点では、2024年度の税制改正で適用期限が延長され、複数回のM&Aを行う場合の積立率の引上げなどの拡充が行われています。

出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2022年1月 (33)出典元ページ

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