個人が契約する損害保険の課税関係に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (14)
個人が契約する損害保険の課税関係に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)Aさんが自家用車の運転中に交通事故により死亡し、Aさんの遺族が、Aさんが加入する自動車保険の人身傷害補償保険から保険金を受け取った場合、当該保険金のうち事故の相手方の過失割合に相当する金額は非課税となる。
- (2)Bさんの自家用車が盗難に遭い、Bさんが加入する自動車保険の車両保険から保険金を受け取った場合、当該保険金は非課税となる。
- (3)Cさんが所有する居住用建物が火災により全焼し、Cさんが加入する火災保険から保険金を受け取った場合に、当該損失について雑損控除の適用を受けるときは、損失額から受け取った保険金の額を差し引く必要がある。
- (4)Dさんが病気により入院し、Dさんが加入する所得補償保険から保険金を受け取った場合に、当該入院に係る医療費について医療費控除の適用を受けるときは、支払った医療費の金額から受け取った保険金の額を差し引く必要がある。
正答 (4)
正答は (4)。これが不適切です。
医療費控除の計算で医療費から差し引く「保険金などで補填される金額」は、医療費を補填する目的で支払われる入院給付金や手術給付金などです。所得補償保険の保険金は、就業できないことによる収入の減少を補うもので、医療費を補填するものではないので、医療費から差し引く必要はありません。
【ほかの選択肢】
(1) 適切。人身傷害補償保険の死亡保険金のうち、事故の相手方の過失割合に相当する部分は、損害賠償金の性質を持つので非課税です。被保険者自身の過失割合に相当する部分は、保険料負担者との関係により相続税などの課税対象になります。
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(2) 適切。車両保険の保険金は、資産の損害を補填するものなので非課税です。
(3) 適切。雑損控除の損失額は、災害などによる損失の金額から保険金などで補填される金額を差し引いて計算します。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2022年9月 (14)出典元ページ
最終更新日
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