債券のリスク指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (18)
債券のリスク指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)他の条件が同じであれば、債券の表面利率が低いほど、また残存期間が長いほど、デュレーションは長くなる。
- (2)残存期間が同じであれば、利付債よりも、割引債のほうがデュレーションは短くなる。
- (3)デュレーションが同じであれば、コンベクシティが大きい債券のほうが、小さい債券よりも、金利の低下局面において債券価格の上昇率は小さくなる。
- (4)修正デュレーションとは、デュレーションの精度不足を補うためのものであり、金利の変化に対するデュレーションの変化の割合で表される。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切です。
デュレーションは、債券の投資元本の平均回収期間であり、金利変動に対する価格の感応度の目安です。ほかの条件が同じなら、表面利率が低いほど(途中で受け取る利息が少なく回収が遅れるため)、残存期間が長いほど、デュレーションは長くなります。
【ほかの選択肢】
(2) 誤り。割引債は途中の利払いがないので、デュレーションは残存期間と等しくなります。同じ残存期間の利付債は途中で利息を受け取るので、デュレーションは残存期間より短くなります。割引債のほうが長くなります。
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(3) 誤り。コンベクシティが大きい債券は、金利が低下したときの価格の上昇が大きく、金利が上昇したときの価格の下落が小さくなります。デュレーションが同じなら、コンベクシティが大きいほうが金利低下局面の上昇率は大きくなります。
(4) 誤り。修正デュレーションは、デュレーションを(1+最終利回り)で割ったもので、金利の変化に対する債券価格の変化率を示します。記述の「デュレーションの精度不足を補う」「金利の変化に対するデュレーションの変化」はコンベクシティの説明です。
【債券価格の変化率の目安】
価格の変化率≒-修正デュレーション×利回りの変化幅
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2022年9月 (18)出典元ページ
最終更新日
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