時価総額が100万円のポートフォリオの運用を開始し、第1期末に時価総額が120万円となったため20万円を引き出し、第2期…
学科 基礎編 (20)
時価総額が100万円のポートフォリオの運用を開始し、第1期末に時価総額が120万円となったため20万円を引き出し、第2期は100万円で運用を行った結果、第2期末に時価総額が80万円となった。この場合、当該ポートフォリオの第2期末までの時間加重収益率(厳密法による年率換算)として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。また、計算結果は表示単位の小数点以下第2位を四捨五入すること。
- (1)-20.0%
- (2)-4.0%
- (3)-2.0%
- (4)0.0%
正答 (3)
正答は (3)。-2.0%が最も適切です。
時間加重収益率は、資金の出し入れの影響を除いて運用者の成果を測る収益率です。期ごとの収益率を求めて掛け合わせ、期間で年率に直します(厳密法は幾何平均)。
【計算】
第1期の収益率 120万円÷100万円=1.2(+20%)
第2期の収益率 第1期末に20万円を引き出した後の100万円が80万円になったので
80万円÷100万円=0.8(-20%)
2期間の累計 1.2×0.8=0.96
年率換算(2年の幾何平均)
√0.96-1=0.97980…-1=-0.0202…
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小数点以下第2位を四捨五入して-2.0%
【ほかの選択肢】
(1) -20.0% 誤り。第2期だけの収益率です。
(2) -4.0% 誤り。2期間の累計の収益率(0.96-1)で、年率に換算していません。
(4) 0.0% 誤り。金額加重収益率(100万円=20万円÷(1+r)+80万円÷(1+r)²を満たす r)で、r=0のとき20万円+80万円=100万円となります。資金の出し入れの影響を受けた値で、時間加重収益率ではありません。
【時間加重と金額加重】
時間加重収益率 資金の出し入れの影響を受けない(運用者の評価に向く)
金額加重収益率 出し入れの時期と金額の影響を受ける(投資家から見た成果)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2023年1月 (20)出典元ページ
最終更新日
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