労働者災害補償保険の保険給付等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、本問における労働者は、複数事業労働…
学科 基礎編 (3)
労働者災害補償保険の保険給付等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、本問における労働者は、複数事業労働者ではないものとし、記載のない事項については考慮しないものとする。
- (1)労働者が業務上の傷病による療養のために欠勤し、賃金を受けられない場合、休業4日目から1日につき、休業補償給付として休業給付基礎日額の60%相当額が支給され、休業特別支給金として休業給付基礎日額の20%相当額が支給される。
- (2)休業補償給付の支給を受けている労働者について、療養の開始後1年6カ月を経過しても当該傷病が治らず、その傷病の程度が傷病等級1級から3級に該当する場合は、休業補償給付の支給に代えて傷病補償年金が支給されるが、傷病等級1級から3級に該当しない場合は、引き続き休業補償給付が支給される。
- (3)業務上の傷病が治った労働者に障害が残り、その障害の程度が障害等級1級から7級に該当する場合は、障害補償年金、障害特別支給金、障害特別年金が支給され、8級から14級に該当する場合は、障害補償一時金、障害特別支給金、障害特別一時金が支給される。
- (4)遺族補償年金の支給を受けることができる遺族の範囲は、労働者の死亡の当時、その収入によって生計を維持していた配偶者、子、父母、孫、祖父母および兄弟姉妹であるが、配偶者は年齢または障害の要件は問われない。
正答 (4)
正答は (4)。これが不適切です。
遺族補償年金を受けられる遺族は、労働者の死亡の当時その収入によって生計を維持していた配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹です。ただし、妻以外の遺族には年齢または障害の要件があり、夫は55歳以上または一定の障害の状態にあることが必要です。妻だけが年齢・障害の要件を問われません。「配偶者は」と夫を含めて要件が問われないとするのは誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 業務上の傷病の療養で賃金を受けられない日の4日目から、休業補償給付として休業給付基礎日額の60%、休業特別支給金として20%が支給されます(最初の3日間は事業主が休業補償を行います)。 正しい
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 療養の開始後1年6カ月を経過しても治らず、傷病等級1級〜3級に該当すれば、休業補償給付に代えて傷病補償年金が支給されます。該当しなければ休業補償給付が続きます。 正しい
(3) 障害等級1級〜7級は障害補償年金・障害特別支給金・障害特別年金、8級〜14級は障害補償一時金・障害特別支給金・障害特別一時金が支給されます。 正しい
【遺族補償年金の受給資格者(妻以外の要件)】
夫・父母・祖父母 55歳以上(60歳までは支給停止の若年停止あり)または障害
子・孫 18歳到達年度の末日まで、または障害
兄弟姉妹 18歳到達年度の末日まで、55歳以上、または障害
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2023年5月 (3)出典元ページ
最終更新日
「学科 基礎編」のほかの問題
- 2019年1月 (3)厚生年金保険の被保険者に支給される老齢厚生年金に関する次の記述のうち、最も適切なものはど
- 2020年1月 (37)建築基準法に規定する建築物の高さの制限に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 2021年9月 (24)わが国の預金保険制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 2023年1月 (2)労働者災害補償保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 2024年5月 (33)会社とその役員の間の取引等における法人税および所得税の取扱いに関する次の記述のうち、最も
- 2025年9月 (17)投資信託のディスクロージャーに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
スポンサーリンク

