公的介護保険(以下、「介護保険」という)の保険給付に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (2)
公的介護保険(以下、「介護保険」という)の保険給付に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)介護保険の第2号被保険者が指定居宅サービスを利用した場合は、世帯の収入金額の多寡にかかわらず、自己負担額の割合は1割である。
- (2)介護保険において、特定疾病に該当するがんは、医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限られる。
- (3)被保険者の介護サービスに要した1カ月の自己負担額が一定の限度額を超えた場合は、所定の手続により、高額介護サービス費の支給を受けることができる。
- (4)高額医療合算介護サービス費は、直近の1年間において高額介護サービス費および高額療養費の支給を受け、かつ、介護保険と公的医療保険の自己負担額を合算した額が一定の限度額を超えなければ支給されない。
正答 (4)
正答は (4)。これが不適切です。
高額医療合算介護サービス費(医療保険側では高額介護合算療養費)は、毎年8月1日から翌年7月31日までの1年間に、同じ世帯の介護保険と医療保険の自己負担額を合算した額が、所得区分ごとの限度額を超えた場合に支給されます。高額介護サービス費や高額療養費の支給を受けていることは要件ではありません。それぞれの月の負担が月の限度額に届かなくても、年間の合算額が限度額を超えれば対象になります。
【ほかの選択肢】
(1) 第2号被保険者(40歳以上65歳未満の医療保険加入者)の自己負担割合は、所得にかかわらず1割です。2割・3割の負担は、一定以上の所得がある第1号被保険者に限られます。 正しい
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(2) 第2号被保険者は、特定疾病(16種類)による要介護・要支援に限って給付を受けられます。がんは、医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したもの(いわゆる末期がん)に限られます。 正しい
(3) 1カ月の利用者負担の合計が所得に応じた上限額を超えた場合、申請により超えた分が高額介護サービス費として払い戻されます。 正しい
【高額の負担の軽減】
高額介護サービス費 介護保険の1カ月の負担
高額医療合算介護サービス費 介護と医療の1年間(8月〜翌年7月)の合算
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2024年1月 (2)出典元ページ
最終更新日
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