公的年金の各種加算に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、各選択肢において、ほかに必要とされる要件等はすべ…
学科 基礎編 (6)
公的年金の各種加算に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、各選択肢において、ほかに必要とされる要件等はすべて満たしているものとする。
- (1)厚生年金保険の被保険者期間が240月以上である老齢厚生年金の支給を受けている者が婚姻し、その者によって生計を維持している65歳未満の配偶者を有することとなった場合、婚姻した月の翌月から老齢厚生年金に加給年金額が加算される。
- (2)配偶者に係る加給年金額が加算された老齢厚生年金の支給を受けている場合に、当該配偶者が老齢基礎年金の繰上げ支給を請求したときは、加給年金額は加算されなくなる。
- (3)障害等級3級の障害厚生年金の支給を受けている者が、65歳に達する日の前日までに障害の程度が増進し、障害等級2級に該当した場合、その者が生計を維持している65歳未満の配偶者を有するときは、障害厚生年金に加給年金額が加算される。
- (4)夫の死亡により、遺族基礎年金と遺族厚生年金の受給権を取得した妻が、40歳に達する前に、子の死亡により遺族基礎年金の受給権が消滅した場合、40歳に達した月の翌月から遺族厚生年金に中高齢寡婦加算額が加算される。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切です。
障害等級3級の障害厚生年金には配偶者の加給年金額は加算されませんが、障害の程度が重くなって2級に改定された場合は、1級・2級の障害厚生年金として、生計を維持している65歳未満の配偶者の加給年金額が加算されます。
【ほかの選択肢】
(1) 老齢厚生年金の加給年金額は、受給権を取得した時点(被保険者期間が240月に達した時点など)で生計を維持している65歳未満の配偶者がいることが要件です。受給権を取得した後に婚姻しても、加給年金額は加算されません(障害厚生年金は、受給権取得後の婚姻でも加算されます)。 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 加給年金額の対象である配偶者が老齢基礎年金を繰り上げても、加給年金額は配偶者が65歳になるまで加算されます。繰上げで加算がなくなるのではありません(配偶者自身が被保険者期間20年以上の老齢厚生年金などを受けられるときは、支給が停止されます)。 誤り
(4) 中高齢寡婦加算は、夫の死亡時に40歳以上65歳未満であるか、40歳に達した時点で遺族基礎年金を受けられる子と生計を同じくしている妻に加算されます。40歳になる前に子の死亡で遺族基礎年金が消滅した場合は、40歳時点で要件を満たさないため加算されません。 誤り
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2024年5月 (6)出典元ページ
最終更新日
「学科 基礎編」のほかの問題
- 2019年1月 (6)公的年金等に係る所得税の取扱いに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各
- 2020年1月 (40)「被相続人の居住用財産(空家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」(以下、「本特例」という)
- 2021年9月 (27)居住者に係る所得税の所得控除に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各選
- 2023年1月 (5)障害基礎年金および障害厚生年金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各
- 2024年1月 (34)2024年4月1日に施行される改正不動産登記法における相続等による所有権の移転の登記(以
- 2025年9月 (19)株式の投資指標等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
スポンサーリンク

