内国法人に係る法人税における役員給与および役員退職金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (30)
内国法人に係る法人税における役員給与および役員退職金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)代表取締役が自社株式を100%保有している場合において、取締役経理部長として常時使用人としての職務に従事している代表取締役の配偶者は、使用人兼務役員となる。
- (2)役員に対して支給する定期給与の各支給時期における支給額から源泉税等の額を控除した金額が同額である場合、その定期給与の当該各支給時期における支給額は、定期同額給与として損金の額に算入することができる。
- (3)外国籍の役員に対して、毎月、米ドルで同額を定期給与として支給する場合、為替変動により円に換算した額が毎月、同額とならないことから、当該定期給与は定期同額給与として損金の額に算入することができない。
- (4)自己都合により役員を退任した者に支給する役員退職金は、その支給額が職務の対価として適正な金額であっても、その支給額および支給時期についてあらかじめ所轄税務署長に届出をしていない場合、損金の額に算入することができない。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切です。
定期同額給与は、1カ月以下の一定の期間ごとに支給する給与で、各支給時期の支給額が同額であるものです。各支給時期の支給額から源泉税や社会保険料などを控除した金額(手取り額)が同額である場合も、定期同額給与に当たります。
【ほかの選択肢】
(1) 同族会社の役員のうち、本人とその配偶者などの持株割合が一定以上(本人グループ10%超、本人と配偶者等で5%超など)の役員は、使用人兼務役員になれません。代表取締役が100%を保有しているので、その配偶者もこの要件に当たり、取締役経理部長として使用人の職務に従事していても使用人兼務役員にはなりません。 誤り
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(3) 外国籍の役員に毎月同額の米ドルで給与を支給する場合は、為替相場の変動で円換算額が毎月異なっても、定期同額給与に当たるとされています。 誤り
(4) 役員退職給与は、職務の対価として不相当に高額な部分を除いて損金に算入できます。事前確定届出給与のような事前の届出は必要ありません。 誤り
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2024年5月 (30)出典元ページ
最終更新日
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