生命保険会社の健全性・収益性に関する指標等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (10)
生命保険会社の健全性・収益性に関する指標等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)基礎利益は、保険会社の基礎的な期間損益の状況を表す指標であり、経常利益に危険準備金繰入額等の「臨時損益」を加え、有価証券売却益等の「キャピタル損益」を除くことで算出される。
- (2)保有契約高は、保険会社が事業年度末において保障する金額の合計額であり、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資の額と年金支払開始後契約の責任準備金の額の合計額となる。
- (3)ソルベンシー・マージン比率は、保険会社が有する保険金等の支払余力を表す指標であり、この値が200%を下回った場合には、業務改善命令等の早期是正措置の対象となる。
- (4)実質純資産額は、有価証券や有形固定資産の含み損益等を反映した時価ベースの資産の合計から、価格変動準備金や危険準備金等の資本性の高い負債を除いた負債の合計を差し引いて算出される。
正答 (1)
正答は (1)。これが不適切です。
基礎利益は、保険料収入や保険金・事業費の支払、資産運用の利息・配当金収入などからなる、保険会社の本業の期間損益を示す指標です。経常利益から、有価証券売却損益などの「キャピタル損益」と、危険準備金繰入額などの「臨時損益」の両方を除いて算出します。臨時損益を加えるのではなく、キャピタル損益とともに除くものです。
【ほかの選択肢】
(2) 保有契約高は、事業年度末に保障している金額の合計で、個人年金保険については、年金支払開始前の契約は支払開始時の年金原資、支払開始後の契約は責任準備金の額を合計します。 正しい
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(3) ソルベンシー・マージン比率は、通常の予測を超えるリスクに対する保険金などの支払余力を示す指標で、200%を下回ると金融庁による早期是正措置(業務改善計画の提出命令など)の対象になります。 正しい
(4) 実質純資産額は、有価証券や有形固定資産の含み損益などを反映した時価ベースの資産の合計から、価格変動準備金や危険準備金などの資本性の高い負債を除いた負債の合計を差し引いたもので、マイナスになると業務停止命令の対象になり得ます。 正しい
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2024年9月 (10)出典元ページ
最終更新日
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