筆界特定制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (35)
筆界特定制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)筆界特定は、表題登記がある一筆の土地とこれに隣接する他の土地について、筆界の現地における位置またはその位置の範囲を特定するものであり、所有権の及ぶ範囲を特定するものではない。
- (2)筆界特定の申請は、あらかじめ隣接する土地の所有者の承諾を得た場合を除き、各土地の所有者が共同して行わなければならない。
- (3)隣接する土地との筆界は、各土地の所有者同士が合意し、公正証書等の書面を連名で作成した場合であっても、変更することができない。
- (4)筆界特定書の写しは、所定の手続により、隣接する土地の所有者などの利害関係者に限らず、誰でもその交付を受けることができる。
正答 (2)
正答は (2)。これが不適切です。
筆界特定の申請は、土地の所有権の登記名義人などが、単独で法務局(筆界特定登記官)に対して行うことができます。隣接する土地の所有者と共同で行う必要はなく、その承諾も要りません。
【ほかの選択肢】
(1) 筆界特定は、一筆の土地と隣接する土地との筆界(登記された時に定められた境界)の現地での位置を特定するもので、所有権の範囲を特定するものではありません。 正しい
(3) 筆界は公法上の境界なので、所有者同士が合意して書面を作っても変更できません。所有者の合意で変えられるのは所有権の範囲で、筆界を変えるには分筆・合筆の登記が必要です。 正しい
(4) 筆界特定書などの写しは、利害関係の有無にかかわらず、誰でも手数料を納めて交付を請求できます。 正しい
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2024年9月 (35)出典元ページ
最終更新日
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