公的年金等に係る所得税の取扱いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、各選択肢において、納税者は居住者であ…
学科 基礎編 (7)
公的年金等に係る所得税の取扱いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、各選択肢において、納税者は居住者であるものとし、記載のない事項については考慮しないものとする。
- (1)2024年中に2年分の国民年金の保険料を前納した場合、2024年分以後の各年分の保険料に相当する金額が各年分の社会保険料控除の対象となり、前納した保険料の全額を2024年分の社会保険料控除の対象とすることはできない。
- (2)69歳到達時に老齢基礎年金の請求手続をして、65歳からの4年分の年金を一括で受け取った場合、当該年金は、受け取った年分の一時所得として所得税の課税対象となる。
- (3)国民年金基金において、老齢年金は雑所得として所得税の課税対象となり、加入員が死亡し、その遺族が受け取る遺族一時金は非課税となる。
- (4)老齢基礎年金の受給権者が死亡し、その者に支給されるべき年金給付のうち、まだ支給されていなかったもの(未支給年金)を受給権者の子が受け取った場合、子が受け取った当該未支給年金は、相続税の課税対象となる。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切です。
国民年金基金から受け取る老齢年金は、公的年金等として雑所得の対象です。一方、加入員が死亡したときに遺族が受け取る遺族一時金は、非課税とされています(相続税の課税対象にもなりません)。
【ほかの選択肢】
(1) 国民年金保険料を2年分前納した場合は、支払った年に全額を社会保険料控除とするか、各年分の保険料に相当する額をそれぞれの年分の控除とするかを選択できます。全額を2024年分の控除とすることもできます。 誤り
(2) 年金を後からさかのぼって一括で受け取った場合でも、本来の支給日の属する各年分の公的年金等の雑所得として扱われます(必要に応じて各年分の修正申告などをします)。一時所得ではありません。 誤り
(4) 未支給年金は、遺族が自己の固有の権利として請求して受け取るものとされ、受け取った遺族の一時所得の対象です。相続税の課税対象にはなりません。 誤り
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2025年1月 (7)出典元ページ
最終更新日
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