居住者に係る所得税の退職所得に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないも…
学科 基礎編 (26)
居住者に係る所得税の退職所得に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
- (1)会社員のAさん(40歳)が、病気による休職期間後に退職して退職金を受け取った場合に、当該退職金の額が勤続期間からその休職期間を控除した期間に基づき算定されているときは、退職所得控除額の計算上、勤続期間から当該休職期間を控除して勤続年数を計算する。
- (2)会社員のBさん(52歳)が、障害者になったことに直接基因して勤続29年3カ月で退職して退職金2,000万円を受け取った場合、退職所得の金額の計算上、退職所得控除額は1,600万円となる。
- (3)会社員のCさん(60歳)が、確定拠出年金の個人型年金の老齢給付金を一時金として一括で受け取った場合、退職所得の金額の計算上、受け取った老齢給付金の全額が収入金額となる。
- (4)会社役員のDさん(64歳)が、上場企業を定年退職した後に入社した関連会社で常勤監査役として勤務し、勤続4年8カ月で退職して退職金を受け取った場合、当該退職金は特定役員退職手当等に該当する。
正答 (1)
正答は (1)。これが不適切です。
退職所得控除額を計算する際の勤続期間は、退職手当等の支払者のもとで引き続き勤務した期間で、その間に長期欠勤や休職の期間があっても勤続期間に含めます。退職金の額の算定でその休職期間を除いていたとしても、勤続期間から差し引くことはしません。
【ほかの選択肢】
(2) 勤続29年3カ月は1年未満の端数を切り上げて30年です。800万円+70万円×(30年-20年)=1,500万円障害者になったことに直接基因する退職なので100万円を加算し、1,600万円です。 正しい
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(3) 確定拠出年金の老齢給付金を一時金で受け取ると、退職所得とみなされます。掛金は拠出時に所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の対象になっているので、受け取った一時金の全額が収入金額です。 正しい
(4) 特定役員退職手当等は、役員等としての勤続年数が5年以下の人が、その期間に対応して受け取る退職手当等です。監査役も役員等に当たり、勤続4年8カ月は5年以下なので該当します(退職所得の金額は、2分の1を掛けずに「収入金額-退職所得控除額」となります)。 正しい
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2025年1月 (26)出典元ページ
最終更新日
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