保険法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (9)
保険法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)保険契約者と被保険者が異なる終身保険において、当該被保険者の同意がなければ、その保険契約の効力は生じない。
- (2)保険契約者と被保険者が同一人である終身保険において、保険契約者の遺言による保険金受取人の変更は、その遺言が効力を生じた後、保険契約者の相続人がその旨を保険者に通知しなければ、これをもって保険者に対抗することができない。
- (3)保険契約者と保険金受取人が異なる終身保険において、当該保険契約の差押債権者から保険者に対して解約請求がされた場合、その請求から3カ月以内に、保険金受取人が保険契約者の同意を得て請求時点の解約返戻金相当額を差押債権者に支払い、かつ、保険者にその旨の通知をすれば、当該保険契約を存続させることができる。
- (4)保険給付を請求する権利や保険料の返還を請求する権利は、原則として、これらを行使することができる時から3年間行使しないときは、時効によって消滅する。
正答 (3)
正答は (3)。これが不適切です。
保険契約者の差押債権者などが生命保険契約を解除(解約)しようとする場合、解除は保険者がその通知を受けた時から1カ月を経過した日に効力を生じます。この間に、保険金受取人(保険契約者・被保険者の親族、または被保険者に限る)が保険契約者の同意を得て、解除の通知の日に解除の効力が生じたとすれば差押債権者が受け取れる額(解約返戻金相当額)を差押債権者に支払い、保険者に通知すれば、解除は効力を生じず契約を存続できます(介入権)。期間は3カ月ではなく1カ月です。
【ほかの選択肢】
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(1) 保険契約者と被保険者が異なる死亡保険契約は、被保険者の同意がなければ効力を生じません。 正しい
(2) 遺言による保険金受取人の変更もでき、遺言が効力を生じた後、保険契約者の相続人がその旨を保険者に通知しなければ、保険者に対抗できません。 正しい
(4) 保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利などは、行使できる時から3年間行使しないときは時効によって消滅します。 正しい
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2025年5月 (9)出典元ページ
最終更新日
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