個人が契約する損害保険等の課税関係に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (15)
個人が契約する損害保険等の課税関係に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)Aさんが自家用車の盗難に遭ったことにより、自動車保険の車両保険の保険金を受け取った場合に、当該損失について雑損控除の適用を受けるときは、損害額から当該保険金の額を差し引く必要がある。
- (2)Bさんが病気で入院したことにより、所得補償保険の保険金を受け取った場合に、入院に係る医療費について医療費控除の適用を受けるときは、支払った医療費の金額から当該保険金の額を差し引く必要がある。
- (3)Cさんが自宅を対象として少額短期保険業者と締結した地震補償保険の保険料は、地震保険料控除の対象とならない。
- (4)Dさんが第三者に賃貸するアパートを対象として加入した地震保険の保険料は、地震保険料控除の対象とならない。
正答 (2)
正答は (2)。これが不適切です。
医療費控除の計算で支払った医療費から差し引くのは、生命保険の入院給付金や健康保険の高額療養費など、医療費を補てんする保険金等です。所得補償保険の保険金は、働けない期間の所得を補てんするもので医療費の補てんではないので、医療費から差し引く必要はありません。
【ほかの選択肢】
(1) 雑損控除の損失の金額は、損害額から保険金・損害賠償金などで補てんされる金額を差し引いて計算します。盗難で受け取った車両保険金も差し引きます。 正しい
(3) 地震保険料控除の対象は、損害保険会社などとの地震保険契約(地震等損害部分の保険料)です。少額短期保険業者の地震補償保険は対象外です。 正しい
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(4) 地震保険料控除の対象は、自己や自己と生計を一にする親族が居住の用に供する家屋や、生活用動産を保険の目的とするものです。賃貸アパートを対象とした地震保険の保険料は対象外です(不動産所得の必要経費になります)。 正しい
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2025年5月 (15)出典元ページ
最終更新日
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