各種債券の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (18)
各種債券の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)コーラブル債は、債券の発行体が満期前の特定の日に早期償還することができる権利が付された債券であり、一般に、市場金利が上昇するほど早期償還される可能性が高くなる。
- (2)ストリップス債は、利付債の元本部分と利子部分を分離し、元本部分は利付債の償還日を満期とする割引債、利子部分はそれぞれの利払日を満期とする割引債として販売される債券である。
- (3)リバース・フローター債は、金利スワップを組み込むことで、利率が参照する金利の変動と逆方向に連動するように設計された債券であり、一般に、参照する金利が低下すると受け取る利子の額が増加する。
- (4)一般に、払込みと利払いが円貨で行われ、償還が米ドル等の外貨で行われる債券はデュアルカレンシー債と呼ばれ、払込みと償還が円貨で行われ、利払いが米ドル等の外貨で行われる債券はリバース・デュアルカレンシー債と呼ばれる。
正答 (1)
正答は (1)。これが不適切です。
コーラブル債は、発行体が満期前に繰上償還できる権利(コール・オプション)が付いた債券です。発行体は、市場金利が低下すると、より低い金利で借り換えるために繰上償還するのが有利になります。したがって、早期償還の可能性が高まるのは市場金利が低下したときです。
【ほかの選択肢】
(2) ストリップス債は、利付債の元本部分と利子部分を切り離し、それぞれを割引債として売買するものです。 正しい
(3) リバース・フローター債は、参照金利と逆方向に利率が動くように設計された債券で、参照金利が下がると受け取る利子が増えます。 正しい
(4) 払込み・利払いが円、償還が外貨のものがデュアルカレンシー債、払込み・償還が円、利払いが外貨のものがリバース・デュアルカレンシー債です。 正しい
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2025年5月 (18)出典元ページ
最終更新日
「学科 基礎編」のほかの問題
- 2019年1月 (20)オプション取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 2020年9月 (3)労働者災害補償保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 2021年9月 (39)「固定資産の交換の場合の譲渡所得の特例」(以下、「本特例」という)の適用に関する次の記述
- 2023年1月 (18)株価が1,000円、期待成長率が3.8%、期待利子率(割引率)が5.0%の場合、定率で配
- 2024年1月 (46)相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律(以下、「相続土地国庫帰属法」と
- 2025年9月 (33)消費税における少額特例(請求書等の保存を要しない課税仕入れに関する経過措置)に関する次の
スポンサーリンク

