相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律における土地の所有権を国庫に帰属させることについての承認申請に関…
学科 基礎編 (44)
相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律における土地の所有権を国庫に帰属させることについての承認申請に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
- (1)相続人が相続等により取得した土地について、当該相続等を原因とする所有権移転登記をしなければ、当該土地に係る承認申請をすることはできない。
- (2)相続等により取得した土地に係る承認申請にあたって、承認申請者は、所定の審査手数料を納付しなければならず、その承認に係る土地の所有権の国庫への帰属にあたっては、所定の負担金を納付しなければならない。
- (3)土地が数人の共有に属する場合において、その有する共有持分の全部を相続等以外の原因により取得した共有者は、相続等により共有持分の全部または一部を取得した共有者と共同して、当該土地に係る承認申請をすることができる。
- (4)抵当権が設定されている土地については、承認申請をすることができない。
正答 (1)
正答は (1)。これが不適切です。
相続土地国庫帰属制度の承認申請は、相続または遺贈(相続人に対するもの)によって土地を取得した人が行います。相続登記をしていることは要件ではなく、登記名義が被相続人のままでも、相続によって取得したことを証する書面を添付して申請できます。
【ほかの選択肢】
(2) 申請時には審査手数料(土地1筆当たり14,000円)を納め、承認を受けた場合は、10年分の土地管理費相当額の負担金を納付します。負担金を納付した時に所有権が国庫に帰属します。 正しい
(3) 共有地の場合は、共有者全員で申請する必要があります。相続等以外の原因で持分を取得した共有者も、相続等で持分を取得した共有者と共同して申請することができます。 正しい
(4) 担保権や使用収益権が設定されている土地は、建物がある土地などと同じく、承認申請をすることができません(却下事由)。 正しい
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2025年5月 (44)出典元ページ
最終更新日
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