労働者災害補償保険(以下、「労災保険」という)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項につい…
学科 基礎編 (3)
労働者災害補償保険(以下、「労災保険」という)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
- (1)複数の事業所で雇用される労働者が、そのうち1つの事業所において業務上の事由により負傷した場合、労災保険の給付基礎日額は、原則として、当該労働者を雇用する事業所ごとに算定した給付基礎日額に相当する額のうち、最も高いものとなる。
- (2)特別加入者に係る保険料は、原則として、当該特別加入者の前年所得および従事する事業に応じて決定される給付基礎日額に365を乗じて得た額に対し、特別加入保険料率を乗じて算出される。
- (3)派遣労働者が派遣先で業務上の事由により負傷した場合は、派遣先事業が労災保険の適用事業とされ、派遣労働者が通勤上の事由により負傷した場合は、派遣元事業が労災保険の適用事業とされる。
- (4)労働者が勤務先からの帰宅途中に通勤経路から逸脱し、立ち寄ったスーパーの店内で日用品を購入中に転倒して負傷した場合、その負傷は通勤災害に該当しない。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切です。
通勤の途中で合理的な経路を逸脱したり中断したりした場合、その逸脱・中断の間と、その後の移動は通勤になりません。ただし、日用品の購入など日常生活上必要な行為をやむを得ない事由で最小限度の範囲で行う場合は、合理的な経路に戻った後は通勤として扱われます。スーパーの店内で買い物中のケガは、逸脱・中断の間のことなので、通勤災害に当たりません。
【ほかの選択肢】
(1) 複数事業労働者(複数の事業場で雇用されている労働者)の給付基礎日額は、各事業場の賃金額を基に算定した額を合算して決めます。最も高いものではありません。 誤り
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(2) 特別加入者の保険料は、特別加入者が申請して承認された給付基礎日額(3,500円〜25,000円の範囲)に365を掛けた額に、特別加入保険料率を掛けて算出します。前年所得によって決まるのではありません。 誤り
(3) 派遣労働者の労災保険は、業務災害・通勤災害のどちらについても、派遣元の事業が適用事業になります。 誤り
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2025年9月 (3)出典元ページ
最終更新日
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