株式の投資指標等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (19)
株式の投資指標等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)ROICは、企業が事業活動のために投下した資本を使って、どれだけ効率的に利益を生み出したかを示す指標であり、一般に、当期純利益を株主資本および有利子負債の合計額で除して算出される。
- (2)WACCは、企業の資金調達におけるコスト(資本コスト)を示す指標であり、一般に、株主の期待する収益率(株主資本コスト)と、有利子負債に係る債権者の要求する収益率(負債コスト)を単純平均して算出される。
- (3)株価キャッシュフロー倍率は、株価が割高であるか割安であるかを判断するための指標であり、一般に、株価を1株当たりキャッシュフローで除して求められる。
- (4)イールドレシオは、株式相場が割高であるか割安であるかを判断するための指標であり、一般に、株式益利回りから長期債利回りを差し引いて求められる。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切です。
株価キャッシュフロー倍率(PCFR)は、株価を1株当たりキャッシュフロー(一般に、当期純利益+減価償却費)で割って求め、株価の割高・割安を判断する指標です。減価償却の方法の違いなどの影響を受けにくい特徴があります。
【ほかの選択肢】
(1) ROIC(投下資本利益率)は、一般に、税引後営業利益(NOPAT)を投下資本(株主資本+有利子負債)で割って求めます。当期純利益を使うのではありません。 誤り
(2) WACC(加重平均資本コスト)は、株主資本コストと負債コスト(税引後)を、株主資本と有利子負債の構成比で加重平均して求めます。単純平均ではありません。 誤り
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(4) イールドレシオは、長期債利回りを株式益利回り(1÷PER)で割って求めます。1を下回ると株式が割安とされます。株式益利回りから長期債利回りを差し引いたものはイールドスプレッドです。 誤り
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2025年9月 (19)出典元ページ
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