公的年金等に係る所得税の取扱いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、各選択肢において、納税者は居住者であ…
学科 基礎編 (7)
公的年金等に係る所得税の取扱いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、各選択肢において、納税者は居住者であるものとし、記載のない事項については考慮しないものとする。
- (1)国民年金の学生納付特例制度の承認を受けた期間の保険料を追納した会社員が、当該保険料に係る社会保険料控除の適用を受けるためには、その者が年末調整の対象となる場合であっても、確定申告をする必要がある。
- (2)老齢基礎年金および老齢厚生年金に係る源泉徴収税率(所得税および復興特別所得税の合計)は、納税者が「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」を提出したかどうかにかかわらず、5.105%である。
- (3)納税者が生計を一にする配偶者に係る確定拠出年金の個人型年金加入者掛金を負担した場合、その負担した掛金は、納税者の小規模企業共済等掛金控除の対象となる。
- (4)納税者が確定拠出年金の企業型年金の障害給付金を年金で受け取る場合、年金額にその基礎となった掛金の総額に占める事業主掛金の割合を乗じて得た額は雑所得として課税対象となり、企業型年金加入者掛金の割合を乗じて得た額は非課税となる。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切です。
老齢基礎年金・老齢厚生年金から源泉徴収される税率(所得税と復興特別所得税の合計)は、2020年分以後、「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」の提出の有無にかかわらず5.105%です。提出しない場合は、各種の人的控除が源泉徴収の計算に反映されない違いがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 追納した国民年金保険料は、追納した年の社会保険料控除の対象です。控除証明書を勤務先に提出すれば、年末調整で控除を受けられます。確定申告は必須ではありません。 誤り
(3) 個人型年金(iDeCo)の掛金は、加入者本人が支払ったものだけが加入者本人の小規模企業共済等掛金控除の対象です。配偶者の掛金を負担しても、納税者の控除にはなりません。 誤り
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(4) 確定拠出年金の障害給付金は、年金・一時金のいずれで受け取っても非課税です。 誤り
【確定拠出年金の給付の課税】
老齢給付金 年金は雑所得、一時金は退職所得
障害給付金 非課税
死亡一時金 みなし相続財産(相続税)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2026年1月 (7)出典元ページ
最終更新日
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