事業活動に係る各種損害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (15)
事業活動に係る各種損害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)機械保険では、従業員の誤操作や落雷等の不測かつ突発的な事故によって機械、機械設備または装置に生じた損害が補償の対象となるが、不測かつ突発的な事故であっても、火災や火災による爆発によって機械、機械設備または装置に生じた損害は補償の対象とならない。
- (2)建設工事保険では、住宅等の建物の建築工事において、工事期間中の火災、爆発、落雷等の不測かつ突発的な事故によって工事の対象となる建物に生じた損害は補償の対象となる。
- (3)生産物賠償責任保険(PL保険)では、ビル改修工事の完了後、工事結果の不良により通行人が滑って転倒し、ケガをしたケースのように、工事の結果に起因して法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害は補償の対象となる。
- (4)労働災害総合保険のうち、使用者賠償責任保険では、看板の設置工事中に従業員のミスにより看板が落下し、通行人がケガをしたケースのように、使用者が従業員の仕事の遂行に起因して法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害は補償の対象となる。
正答 (4)
正答は (4)。これが不適切です。
使用者賠償責任保険は、従業員が業務上の災害で死傷し、企業が従業員に対して法律上の損害賠償責任を負った場合に、政府労災保険の給付を超える部分を補償する保険です。通行人など第三者への賠償は対象外で、工事中の事故で第三者にケガをさせた場合は請負業者賠償責任保険で備えます。
【ほかの選択肢】
(1) 機械保険は、誤操作・落雷などによる機械設備の損害を補償しますが、火災(火災による爆発を含む)による損害は対象外で、火災保険で備えます。 適切
(2) 建設工事保険は、工事期間中の火災・爆発・落雷などの不測かつ突発的な事故で工事の目的物に生じた損害を補償します。 適切
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(3) 生産物賠償責任保険(PL保険)は、製造・販売した製品だけでなく、仕事の結果(完成作業)に起因する事故の賠償責任も補償します。 適切
【賠償責任保険の使い分け】
施設・工事中の第三者への事故 施設所有(管理)者賠償・請負業者賠償
製品・仕事の結果による事故 生産物賠償(PL)
従業員の業務災害 使用者賠償(労災上乗せ)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2026年1月 (15)出典元ページ
最終更新日
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