生命保険契約の各種手続等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
学科 基礎編 (10)
生命保険契約の各種手続等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)加入している終身保険について、保険料の払込みを中止し、払済終身保険に変更する場合、予定利率は、変更前の終身保険の予定利率が引き継がれる。
- (2)加入している終身保険について、保険料の払込みを中止し、払済終身保険に変更する場合、被保険者は、その変更にあたって、健康状態等について告知をする必要はなく、医師による診査を受ける必要もない。
- (3)契約転換制度により、現在加入している生命保険契約を新たな契約に転換する場合、転換後契約の保険料は、転換時の被保険者の年齢や保険料率等により算出される。
- (4)一時払養老保険において、被保険者が所定の高度障害を負った場合、高度障害保険金の支払とあわせて、保険期間の未経過分の保険料相当額が返還され、保険契約は終了する。
正答 (4)
正答は (4)。これが不適切です。
一時払養老保険で高度障害保険金が支払われると、保険契約は消滅します。このとき、保険期間の未経過分の保険料相当額が返還されることはありません。高度障害保険金は死亡保険金と同じ額で、実質的に死亡保険金の前払いにあたるからです。
【ほかの選択肢】
(1) 払済保険への変更では、変更時の解約返戻金をもとに保険金額を下げた保険に変えるので、予定利率は元の契約のものが引き継がれます。 適切
(2) 払済保険への変更は、保険期間をそのままにして保険金額を下げる(延長保険は保険金額を維持して期間を短縮する)変更で、新たな告知や診査は不要です。 適切
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(3) 転換は、元の契約の責任準備金などを下取りに出して新しい契約を結ぶ制度で、新しい契約の保険料は転換時の年齢・保険料率で計算されます。告知・診査も必要です。 適切
【払済保険・延長保険・転換の違い】
払済保険 保険料の払込を中止、保険期間はそのまま、保険金額は減る
延長保険 保険料の払込を中止、保険金額はそのまま、保険期間は短くなる
転換 新しい契約になる(告知・診査が必要、転換時の年齢・予定利率)
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2026年5月 (10)出典元ページ
最終更新日
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