厚生年金保険における離婚時の年金分割に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、本問においては、「離婚等をした…
学科 基礎編 (6)
厚生年金保険における離婚時の年金分割に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、本問においては、「離婚等をした場合における特例」による標準報酬の改定を合意分割といい、「被扶養配偶者である期間についての特例」による標準報酬の改定を3号分割という。
- (1)2026年9月に夫婦が離婚をし、合意分割または3号分割の請求をする場合、その請求は、原則として、離婚をした日の翌日から5年以内にする必要がある。
- (2)離婚の当事者双方が離婚をした日以前から老齢厚生年金を受給している場合、合意分割または3号分割の請求をすることはできない。
- (3)離婚時の年金分割において分割の対象となる厚生年金保険の保険料納付記録(標準報酬月額・標準賞与額)は、3号分割では婚姻期間中のものに限られるが、合意分割では婚姻期間外のものについても対象となる。
- (4)合意分割では、離婚の当事者間において、標準報酬の改定または決定の請求をすることおよび請求すべき按分割合について合意する場合、その按分割合は2分の1を超える割合で定めることができる。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切です。
離婚時の年金分割(合意分割・3号分割)の請求期限は、2026年4月1日以後の離婚等では、原則として離婚等をした日の翌日から5年以内です(それより前の離婚等は2年以内)。2026年9月の離婚なので5年以内です。
【ほかの選択肢】
(2) 離婚の当事者が既に老齢厚生年金を受給していても、年金分割を請求できます。分割後は、請求の翌月分から年金額が改定されます。 誤り
(3) 分割の対象は、合意分割・3号分割ともに婚姻期間中の保険料納付記録(標準報酬月額・標準賞与額)です。3号分割は、そのうち2008年4月以後の第3号被保険者期間に限られます。 誤り
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(4) 合意分割の按分割合は、2人の婚姻期間中の標準報酬の合計に対する分割を受ける人の割合で、上限は2分の1です。2分の1を超える割合は定められません。 誤り
【合意分割と3号分割】
合意分割 当事者の合意か裁判所の決定、按分割合は2分の1まで
3号分割 2008年4月以後の3号期間、相手の同意不要、一律2分の1
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2026年9月 (6)出典元ページ
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