消費税の簡易課税制度に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。…
学科 基礎編 (33)
消費税の簡易課税制度に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
- (1)国内の課税事業者である個人事業者の課税売上高が、2024年は5,500万円、2025年は4,500万円、2026年は4,000万円である場合、当該個人事業者は、2026年分の消費税について簡易課税制度の適用を受けることができない。
- (2)国内の課税事業者が、簡易課税制度の適用により、課税売上に係る消費税額を基礎として課税仕入れに係る消費税額を算出することができるのは、仕入先から交付を受けた適格請求書を保存している場合に限られる。
- (3)簡易課税制度の適用を受ける課税事業者が、第1種事業から第6種事業までのうち2種類以上の事業を営んでいる場合に、課税期間における課税売上高を事業の種類ごとに区分していないときは、営んでいる事業の種類にかかわらず、最も低い第6種事業のみなし仕入率が全体の課税売上に対して適用される。
- (4)簡易課税制度の適用を受けようとする課税事業者は、原則として、その適用を受けようとする課税期間の初日から2カ月以内に、「消費税簡易課税制度選択届出書」を納税地の所轄税務署長に提出しなければならない。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切です。
簡易課税制度を適用できるのは、その課税期間の基準期間の課税売上高が5,000万円以下の場合です。個人事業者の基準期間は前々年なので、2026年分の基準期間は2024年です。2024年の課税売上高は5,500万円で5,000万円を超えるので、2026年分は簡易課税制度を適用できません。
【ほかの選択肢】
(2) 簡易課税制度では、課税売上の消費税額にみなし仕入率を掛けて仕入控除税額を計算するので、適格請求書の保存は要件になりません。 誤り
(3) 2種類以上の事業を営み、課税売上高を事業の種類ごとに区分していない場合は、区分していない部分について、営んでいる事業のうち最も低いみなし仕入率を適用します。営んでいる事業にかかわらず第6種の率になるわけではありません。 誤り
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(4) 簡易課税制度選択届出書は、原則として、適用を受けようとする課税期間の初日の前日までに提出します。初日から2カ月以内ではありません。 誤り
【基準期間】
個人事業者 前々年
法人 前々事業年度
簡易課税の要件 基準期間の課税売上高5,000万円以下
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2026年9月 (33)出典元ページ
最終更新日
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