「住宅用地に対する固定資産税の課税標準の特例」(以下、「本特例」という)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか…
学科 基礎編 (39)
「住宅用地に対する固定資産税の課税標準の特例」(以下、「本特例」という)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各選択肢において、ほかに必要とされる要件等はすべて満たしているものとする。
- (1)2階建ての店舗併用住宅の床面積が200㎡(うち居住部分の床面積は80㎡)で、その敷地である土地の面積が200㎡である場合、当該土地について本特例の適用を受けることはできない。
- (2)2階建ての戸建て住宅の床面積が200㎡で、その敷地である土地の面積が300㎡である場合、本特例の適用を受けることにより、当該土地に係る固定資産税の課税標準は、200㎡相当分について課税標準となるべき価格の6分の1の額となり、残りの100㎡相当分について課税標準となるべき価格の3分の1の額となる。
- (3)本特例の適用を受けている土地の上の自宅の家屋を、転勤のために2026年10月から第三者に賃貸し、2027年1月1日現在において当該第三者が居住している場合であっても、当該土地に係る2027年度分の固定資産税について引き続き本特例の適用を受けることができる。
- (4)本特例の適用を受けている土地の上の自宅の家屋を、建替えのために2026年10月に取り壊し、2027年1月1日現在において新たな家屋が完成しておらず、建築中の場合であっても、当該土地に係る2027年度分の固定資産税について引き続き本特例の適用を受けることができる。
正答 (1)
正答は (1)。これが不適切です。
地上階数5以上の耐火建築物以外の併用住宅では、居住部分の割合が4分の1以上2分の1未満なら住宅用地率は0.5、2分の1以上なら1.0です。居住部分80㎡÷床面積200㎡=40%(4分の1以上2分の1未満)なので、敷地200㎡のうち100㎡が本特例の対象になります。適用を受けられないとする点が誤りです。
【ほかの選択肢】
(2) 住戸1戸あたり200㎡までの部分は課税標準が価格の6分の1、それを超える部分は3分の1です(家屋の床面積の10倍まで)。 適切
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(3) 自宅を第三者に住宅として貸しても、賦課期日の1月1日に人が居住する家屋の敷地なので、住宅用地のままです。 適切
(4) 建替えのため1月1日に建築中の場合でも、前年の1月1日に住宅用地であり、新しい住宅の工事に着手しているなど一定の要件を満たせば、引き続き住宅用地として扱われます。 適切
【併用住宅の住宅用地率(地上階数5以上の耐火建築物以外)】
居住部分4分の1以上2分の1未満 0.5
居住部分2分の1以上 1.0
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2026年9月 (39)出典元ページ
最終更新日
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