不動産の譲渡に係る各種特例に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各選択肢において、ほかに必要とされる要…
学科 基礎編 (40)
不動産の譲渡に係る各種特例に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各選択肢において、ほかに必要とされる要件等はすべて満たしているものとする。
- (1)Aさんが、30年前に取得した自宅(建物とその敷地)を譲渡し、マンションを取得して居住を開始した場合、「特定の居住用財産の買換えの場合の長期譲渡所得の課税の特例」と「居住用財産を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税の特例」の適用を重複して受けることはできない。
- (2)Bさんが、母と2人で暮らしていた実家(建物とその敷地)を母の相続により取得し、マンションに移り住むため、その実家を譲渡した場合、「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除」と「相続財産に係る譲渡所得の課税の特例」(相続税の取得費加算の特例)の適用を重複して受けることができる。
- (3)Cさんが、1人暮らしをしていた父の相続により取得した実家(建物とその敷地)を譲渡して「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除」の適用を受け、その譲渡の翌年に自宅(建物とその敷地)を譲渡して「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除」の適用を受ける場合、自宅の譲渡に係る譲渡所得の金額の計算上、控除することができる特別控除額は最高で3,000万円である。
- (4)Dさんが、1人暮らしをしていた父の相続により取得した実家(建物とその敷地)と自宅(建物とその敷地)を同一年中に譲渡し、マンションを取得して居住を開始した場合に、実家の譲渡について「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除」の適用を受けるときは、自宅の譲渡について「特定の居住用財産の買換えの場合の長期譲渡所得の課税の特例」の適用を受けることはできない。-23-〈2026.9 1級・学科(基礎)〉
正答 (4)
正答は (4) です。
この設問は「適切でないもの」を選ぶ形式です。つまり 「Dさんが、1人暮らしをしていた父の相続により取得した実家(建物とその敷地)と自宅(建物とその敷地)を同一年中に譲渡し、マンションを取得して居住を開始した場合に、実家の譲渡について「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除」の適用を受けるときは、自宅の譲渡について「特定の居住用財産の買換えの場合の長期譲渡所得の課税の特例」の適用を受けることはできない。-23-〈2026.9 1級・学科(基礎)〉」に誤りが含まれており、残りの選択肢は適切な記述として扱われています。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験 2026年9月 (40)
スポンサーリンク

