決算書に基づく経営分析指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
ライフプランニングと資金計画 (10)
決算書に基づく経営分析指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)固定比率は、自己資本(株主資本)に対する固定資産の割合を示したものであり、一般に、この数値が高い方が財務の健全性が高いと判断される。
- (2)損益分岐点売上高は、「固定費÷限界利益率」の算式によって求めることができる。
- (3)自己資本比率(株主資本比率)は、総資産に対する自己資本(株主資本)の割合を示したものであり、一般に、この数値が高い方が財務の健全性が高いと判断される。
- (4)当座比率は、その企業の短期の負債に対する当座資産による支払能力を評価するための指標であり、一般に、この数値が高い方が望ましいとされる。
正答 (1)
正答は (1)。これが不適切です。
固定比率は、固定資産を返済の必要がない自己資本でどれだけまかなっているかを示す指標です。数値が低いほど(100%以下が目安)、財務の健全性が高いと判断されます。高いほうが健全というのは逆です。
固定比率(%)=固定資産÷自己資本×100
【ほかの選択肢】
(2) 損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率です。限界利益率=(売上高-変動費)÷売上高です。 適切
(3) 自己資本比率=自己資本÷総資産×100で、高いほど財務の健全性が高いと判断されます。 適切
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(4) 当座比率=当座資産÷流動負債×100で、短期の支払能力を示し、高いほど望ましいとされます。 適切
【計算例(損益分岐点)】
売上高1億円、変動費6,000万円、固定費2,000万円の場合
限界利益率=(1億円-6,000万円)÷1億円=40%
損益分岐点売上高=2,000万円÷0.4=5,000万円
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2019年9月 (10)出典元ページ
最終更新日
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