ポートフォリオ理論に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
金融資産運用 (27)
ポートフォリオ理論に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)国内株式のポートフォリオにおいて、組入れ銘柄数を増やすことにより、システマティック・リスクを低減することができる。
- (2)異なる2資産からなるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が-1である場合、ポートフォリオを組成することによる分散投資の効果(リスクの低減)は得られない。
- (3)ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率を組入比率で加重平均した値となる。
- (4)ポートフォリオのリスクは、組み入れた各資産のリスクを組入比率で加重平均した値よりも大きくなる。
正答 (3)
正答は (3)。最も適切なのはこれです。
ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率を組入比率で加重平均した値です。
例:資産A(期待収益率5%)60%、資産B(期待収益率2%)40%
5%×0.6+2%×0.4=3.0%+0.8%=3.8%
【ほかの選択肢】
(1) 組入れ銘柄数を増やすと低減できるのは、個別銘柄に固有のアンシステマティック・リスク(非市場リスク)です。景気や金利など市場全体の動きによるシステマティック・リスク(市場リスク)は、分散投資では消せません。 不適切
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(2) 相関係数が-1のとき、2資産は正反対に動くので、分散投資によるリスクの低減効果は最大になります。効果がないのは、相関係数が+1のときです。 不適切
(4) ポートフォリオのリスク(標準偏差)は、各資産のリスクの加重平均と同じか、それより小さくなります。同じになるのは相関係数が+1のときだけです。 不適切
【相関係数と分散効果】
+1 同じ動き。リスク低減効果なし
0 無関係
-1 逆の動き。リスク低減効果が最大
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2021年1月 (27)出典元ページ
最終更新日
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