金融派生商品の取引の一般的な仕組みや特徴等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
金融資産運用 (26)
金融派生商品の取引の一般的な仕組みや特徴等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)オプション取引において、コール・オプションは「原資産を買う権利」であり、プット・オプションは「原資産を売る権利」である。
- (2)原資産を保有している投資家は、その先物取引で売りヘッジを行うことで、取引を行った時点以降の原資産価格の下落によって生じる評価損を先物取引の利益で相殺または軽減することができる。
- (3)先物価格が今後上昇すると予測される場合、先物取引で売建てし、後日、実際に相場が上昇したときに買い戻すことで利益を得ることができる。
- (4)金融派生商品を利用することで、現物取引を行った場合と同等の経済効果を、より少額の資金で実現することができる。
正答 (3)
正答は (3)。最も不適切なのはこれです。
先物価格の上昇を予想するなら、先に「買建て」をし、値上がりした後に転売(売り決済)して差益を得ます。売建ては値下がりを予想するときの方法で、売建てた後に相場が上昇すると、買い戻すときに損失が出ます。
【ほかの選択肢】
(1) コール・オプションは原資産を「買う権利」、プット・オプションは原資産を「売る権利」です。 適切
(2) 原資産を保有している人が先物を売り建てておく(売りヘッジ)と、原資産が値下がりしても、先物の利益で評価損を相殺・軽減できます。 適切
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(4) 先物などのデリバティブは、証拠金を差し入れて取引するので、現物取引と同じ経済効果を少ない資金で得られます(レバレッジ効果)。 適切
【ヘッジの使い分け】
売りヘッジ 保有資産の値下がりに備える
買いヘッジ 将来買う予定の資産の値上がりに備える
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2021年5月 (26)出典元ページ
最終更新日
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