金融派生商品に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
金融資産運用 (27)
金融派生商品に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)金融派生商品を利用する場合、現物取引を行った場合と同等の投資効果を得るには、現物取引よりも多額の資金を投入する必要がある。
- (2)現物価格の変動による利益と同額の利益が発生するように、現物と同じポジションの先物を保有することなどにより、価格変動リスク等を回避または軽減することを狙う取引を、ヘッジ取引という。
- (3)現物価格と当該現物を原資産とする先物の理論価格との間で価格差が生じた場合、割安な方を売り、割高な方を買うポジションを組み、その価格差を利益として得ることを狙う取引を、裁定取引という。
- (4)先物の将来の価格を予想してポジションを取り、予想どおりの方向に変動したときに反対売買を行って利益を確定することを狙う取引を、スペキュレーション取引という。
正答 (4)
正答は (4)。最も適切なのはこれです。
先物などの将来の価格を予想し、値上がりを予想すれば買い、値下がりを予想すれば売りのポジションを取り、予想どおりに動いたところで反対売買をして利益を確定する取引を、スペキュレーション取引(投機取引)といいます。
【ほかの選択肢】
(1) 金融派生商品は、少ない証拠金で大きな金額の取引ができる(レバレッジ効果)のが特徴です。現物と同じ投資効果を、現物より少ない資金で得られます。 不適切
(2) ヘッジ取引は、現物価格の変動による損失と同じだけの利益が生じるように、現物と反対のポジションの先物を持つなどして、価格変動のリスクを回避・軽減する取引です。「利益と同額の利益」「同じポジション」ではありません。 不適切
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(3) 裁定取引は、現物と先物の理論価格との価格差に注目し、割高な方を売り、割安な方を買って、価格差が縮んだときに利益を得る取引です。売りと買いが逆です。 不適切
【デリバティブ取引の3つの目的】
ヘッジ取引 リスクを回避・軽減する
裁定取引(アービトラージ) 価格差から利益を得る
スペキュレーション取引 価格変動を予想して利益を得る
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2022年5月 (27)出典元ページ
最終更新日
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