所得税の原則的な仕組みに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
タックスプランニング (31)
所得税の原則的な仕組みに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)所得税では、課税対象となる所得を10種類に区分し、それぞれの所得の種類ごとに定められた計算方法により所得の金額を計算する。
- (2)合計所得金額は、損益通算後の各種所得の金額の合計額に、純損失や雑損失の繰越控除を適用した後の金額である。
- (3)課税総所得金額に対する所得税額は、課税総所得金額に応じて7段階に区分された税率を用いて計算される。
- (4)所得税では、納税者本人が所得の金額とこれに対応する税額を計算し、申告・納付する申告納税方式を採用している。
正答 (2)
正答は (2)。最も不適切なのはこれです。
合計所得金額は、損益通算をした後の各種所得の金額の合計額で、純損失や雑損失の繰越控除を適用する前の金額です。繰越控除を適用した後の金額は「総所得金額等」です。配偶者控除や扶養控除の所得要件など、多くの判定には合計所得金額を使います。
【ほかの選択肢】
(1) 所得税の所得は、利子・配当・不動産・事業・給与・退職・山林・譲渡・一時・雑の10種類に区分し、それぞれの方法で金額を計算します。 適切
(3) 課税総所得金額にかかる所得税の税率は、5%から45%までの7段階の超過累進税率です。 適切
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(4) 所得税は、納税者が自分で所得と税額を計算して申告・納付する申告納税方式です。給与所得者の多くは年末調整で精算されます。 適切
【所得税の計算の流れ】
1 所得を10種類に分けて計算する
2 損益通算する → 合計所得金額
3 繰越控除する → 総所得金額等
4 所得控除を差し引く → 課税所得金額
5 税率を掛け、税額控除を差し引く
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2022年5月 (31)出典元ページ
最終更新日
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