遺産の分割に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。…
相続・事業承継 (53)
遺産の分割に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- (1)遺産の分割は、民法上、遺産に属する物または権利の種類および性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態および生活の状況その他一切の事情を考慮して行うものとされている。
- (2)遺産の分割について、共同相続人間で協議が調わないとき、または協議をすることができないときは、各共同相続人はその分割を公証人に請求することができる。
- (3)被相続人は、遺言で、相続開始の時から1年間に限り、遺産の分割を禁ずることができる。
- (4)相続財産である不動産を、共同相続人間で遺産分割するために譲渡して換価した場合、その譲渡による所得は、所得税法上、非課税所得とされている。
正答 (1)
正答は (1)。これが最も適切です。
遺産の分割は、遺産に属する物または権利の種類・性質、各相続人の年齢・職業・心身の状態・生活の状況その他一切の事情を考慮して行います(民法第906条)。
【ほかの選択肢】
(2) 共同相続人の間で協議が調わないとき、または協議ができないときは、各共同相続人はその分割を家庭裁判所に請求できます(民法第907条第2項)。公証人ではありません。家庭裁判所では、まず調停、不成立なら審判の手続きになります。 不適切
(3) 被相続人は、遺言で、相続開始の時から5年を超えない期間を定めて、遺産の分割を禁ずることができます(民法第908条)。「1年間に限り」ではありません。 不適切
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(4) 遺産分割のために相続財産を譲渡して換価した場合、その譲渡による所得は譲渡所得として所得税の課税対象です。 不適切
【遺産分割の方法】
指定分割 遺言による指定
協議分割 共同相続人全員の協議(全員の合意が必要)
調停・審判 家庭裁判所
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2022年9月 (53)出典元ページ
最終更新日
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