金融資産の相続税評価に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
相続・事業承継 (58)
金融資産の相続税評価に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)普通預金の価額は、課税時期現在の既経過利子の額が少額なものに限り、課税時期現在の預入高によって評価する。
- (2)外貨預金の邦貨換算は、原則として、取引金融機関が公表するその外貨預金の預入時における最終の対顧客直物電信買相場(TTB)またはこれに準ずる相場による。
- (3)金融商品取引所に上場されている利付公社債の価額は、原則として、課税時期の最終価格と課税時期において利払期が到来していない利息のうち源泉所得税相当額控除後の既経過利息の額との合計額によって評価する。
- (4)相続開始時において、保険事故がまだ発生していない生命保険契約(解約返戻金等のないものを除く)に関する権利の価額は、原則として、相続開始時においてその契約を解約するとした場合に支払われることとなる解約返戻金の額によって評価する。
正答 (2)
正答は (2)。これが不適切です。
外貨預金の相続税評価で邦貨に換算するときは、原則として課税時期(相続開始時)における取引金融機関の対顧客直物電信買相場(TTB)またはこれに準ずる相場を使います。預入時の相場ではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 普通預金など、既経過利子の額が少額なものは、課税時期の預入高で評価します。定期預金などは、預入高に源泉所得税相当額を差し引いた既経過利子を加えて評価します。 適切
(3) 上場されている利付公社債は、課税時期の最終価格に、源泉所得税相当額を差し引いた既経過利息の額を加えて評価します。 適切
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(4) 保険事故が発生していない生命保険契約に関する権利は、相続開始時に解約した場合の解約返戻金の額で評価します(財産評価基本通達214)。 適切
【外貨建て財産の換算】
資産(外貨預金など) TTB(外貨を円に換える相場)
債務(外貨建ての借入金など) TTS
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2024年9月 (58)出典元ページ
最終更新日
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