所得税における各種所得等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
タックスプランニング (33)
所得税における各種所得等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)不動産所得の金額は、原則として、その年中の「不動産所得に係る総収入金額-必要経費」の算式により計算される。
- (2)一時所得の金額は、その年中の「一時所得に係る総収入金額-その収入を得るために支出した金額の合計額-特別控除額」の算式により計算される。
- (3)発行済株式総数の5%未満の株式を所有する株主が受ける上場株式等に係る配当等は、その金額の多寡にかかわらず、申告不要制度を選択することができる。
- (4)退職一時金の支払を受ける退職者が、その支払時に「退職所得の受給に関する申告書」を提出しない場合、所得税および復興特別所得税として、退職一時金の支給額の20.42%が源泉徴収される。
正答 (3)
正答は (3)。これが不適切です。
上場株式等の配当等で、金額にかかわらず申告不要を選べるのは、大口株主等以外の株主です。大口株主等とは、発行済株式総数等の3%以上を持つ株主などをいいます。「5%未満」では、3%以上5%未満の大口株主が含まれてしまうため、誤りです。大口株主等が受ける配当は総合課税の対象で、1回の配当金額が少額(年10万円×配当計算期間の月数÷12以下)であれば申告不要を選べます。
【ほかの選択肢】
(1) 不動産所得の金額は、総収入金額から必要経費を差し引いて求めます。 適切
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 一時所得の金額は、総収入金額から収入を得るために支出した金額と特別控除額(最高50万円)を差し引いて求めます。総所得金額に算入するのはその2分の1です。 適切
(4) 「退職所得の受給に関する申告書」を出さないと、退職所得控除が適用されず、支給額に20.42%を掛けた所得税・復興特別所得税が源泉徴収されます。確定申告で精算できます。 適切
【大口株主等の判定】
2023年10月1日以後に支払を受ける配当からは、本人が持つ株式に、本人が50%超を持つ同族会社の持株を合わせて3%以上かどうかで判定します。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2025年5月 (33)出典元ページ
最終更新日
「タックスプランニング」のほかの問題
- 2020年1月 (33)所得税における損益通算に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 2021年5月 (35)所得税の青色申告に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 2022年5月 (34)所得税における医療費控除に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、「特定一
- 2023年5月 (33)所得税の損益通算に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 2024年5月 (32)所得税における各種所得に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 2019年1月 (34)Aさんの平成30年分の所得の金額が下記のとおりであった場合の所得税における総所得金額とし
スポンサーリンク

