相続時精算課税の適用を受けた場合、特定贈与者ごとに特別控除額として累計( ① )までの贈与には贈与税が課されず、それを超…
相続・事業承継 (58)
相続時精算課税の適用を受けた場合、特定贈与者ごとに特別控除額として累計( ① )までの贈与には贈与税が課されず、それを超えた部分については一律( ② )の税率により贈与税が課される。
- (1)① 1,500万円 ② 10%
- (2)① 1,500万円 ② 20%
- (3)① 2,500万円 ② 20%
正答 (3)
正答は (3)。累計2,500万円まで、超えた部分は一律20%です。
【相続時精算課税】
贈与者 60歳以上の父母・祖父母
受贈者 18歳以上(2022年4月から。出題当時は20歳以上)の子・孫(推定相続人である子、または孫)
特別控除 特定贈与者ごとに累計2,500万円
税率 2,500万円を超えた部分に一律20%
手続き 最初の贈与を受けた年の翌年の申告期間内に届出書を提出する
いったん選択すると、その贈与者からの贈与について暦年課税には戻れません。
【相続時の扱い】
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贈与財産を贈与時の価額で相続財産に加算して相続税を計算する
納付済みの贈与税額を相続税額から控除する
控除しきれない分は還付される
贈与税を前払いしておき、相続のときに精算する仕組みです。
【2024年からの改正】
相続時精算課税にも年110万円の基礎控除が設けられた
基礎控除以下であれば申告不要で、相続財産にも加算されない
【暦年課税との比較】
暦年課税 基礎控除110万円/税率は10%から55%の超過累進/相続開始前一定期間の贈与は相続財産に加算
相続時精算課税 特別控除2,500万円/超えた部分は一律20%/贈与財産は相続財産に加算
【控除しきれない贈与税額】
生前贈与加算 還付されない
相続時精算課税 還付される
【選択の単位】
贈与者ごとに選択できる
父からの贈与は相続時精算課税、母からの贈与は暦年課税という組合せも可能
【住宅取得等資金の特例との組合せ】
住宅取得等資金の贈与であれば、贈与者が60歳未満でも相続時精算課税を選択できる
非課税制度と併用できる
【向く場面】
値上がりが見込まれる財産や、収益を生む財産を早めに移したい場合
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2019年9月 (58)出典元ページ
最終更新日
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