自筆証書遺言は、遺言者が、その全文、日付および氏名を自書し、これに押印して作成するものであるが、自筆証書に添付する財産目…
相続・事業承継 (28)
自筆証書遺言は、遺言者が、その全文、日付および氏名を自書し、これに押印して作成するものであるが、自筆証書に添付する財産目録については、自書によらずにパソコンで作成しても差し支えない。
- (1)正しい(適切である)
- (2)誤っている(適切でない)
正答 (1)
正答は (1)。適切です。
自筆証書遺言では本文を全文自書する必要がありますが、添付する財産目録は自書でなくてかまいません。パソコンで作成しても、預金通帳のコピーや不動産の登記事項証明書を添付してもよいとされています(民法第968条第2項)。
ただし、目録の各ページに署名押印が必要です。両面に記載がある場合は両面ともです。
【自筆証書遺言の要件】
本文 全文・日付・氏名を自書し、押印する
財産目録 自書でなくてよい(各ページに署名押印)
日付 「令和○年○月吉日」は無効。特定できる日付が必要
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加除訂正 方式が厳格に定められている
【検認】
原則として家庭裁判所の検認が必要
法務局の保管制度を利用した場合は検認が不要
2019年に目録の自書が不要になり、2020年に法務局の保管制度が始まりました。どちらも比較的新しい改正なので出題が続いています。
【他の方式】
公正証書遺言 証人2人以上/原本は公証役場が保管/検認は不要
秘密証書遺言 証人2人以上/検認が必要
自筆証書遺言は費用がかからず手軽ですが、方式の不備で無効になるおそれがあります。保管制度を使えば形式のチェックを受けられます。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2022年1月 (28)出典元ページ
最終更新日
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