GM計数管式サーベイメータによりガンマ線を測定し、800 cpsの計数率を得た。…

ガンマ線による透過写真の撮影の作業に関する知識 第10問

GM計数管式サーベイメータによりガンマ線を測定し、800 cpsの計数率を得た。GM計数管の分解時間が200 µsであるとき、真の計数率に最も近いものは次のうちどれか。

正答 (4)
正答は (4)。約950(毎秒の計数)です。 【数え落としの補正の式】 真の計数率 = 測定した計数率 ÷(1 − 測定した計数率 ×                    分解時間) 【計算】 測定した計数率  800 分解時間     200µs = 0.0002秒 800 × 0.0002 = 0.16 1 − 0.16 = 0.84 800 ÷ 0.84 = 約952 選択肢の中でいちばん近いのは950です。 【数え落とし】 GM計数管は、一発数えるとしばらく次を数えられない
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その数えられない時間が分解時間です。その間に入ってきた放射線は、なかったことになります。 測定値は、必ず真の値より小さくなります。だから補正すると増える方向になります。800より大きい値を選べば、(3)(4)(5)に絞れます。 【16%も数え落とす】 800 × 0.0002 = 0.16 → 16% 1秒のうち0.16秒は数えられないということです。それだけ取りこぼしているので、補正すると952になります。 【単位をそろえる】 分解時間 200µs = 0.0002秒 マイクロは100万分の1。計数率が毎秒の値なので、分解時間も秒に直します。 【線量率が高いほど誤差が大きい】 計数率が高いほど、数え落としの割合が増える 計数率が5000なら、5000 × 0.0002 = 1となり、まったく数えられなくなります(窒息現象)。GM計数管を高線量率で使えないのは、このためです。 【数え落としの値を聞かれたら】 真の計数率 − 測定した計数率 この問題は真の計数率そのものを聞いているので、引き算は要りません。何を聞かれているかを確かめます。

出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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