ガンマ線の外部被ばくによる線量の確認、記録等に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。…
関係法令 第14問
ガンマ線の外部被ばくによる線量の確認、記録等に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。ただし、放射線業務従事者は、緊急作業には従事しないものとする。
- (1)1日における被ばく線量が1cm線量当量について0.1mSvを超えるおそれのある放射線業務従事者については、線量の測定結果を毎日確認しなければならない。
- (2)1か月間に受ける実効線量が1.7 mSvを超えるおそれのない女性(妊娠する可能性がないと診断されたものを除く。)の放射線業務従事者の実効線量については、3か月ごと及び1年ごとの合計を算定し、記録しなければならない。
- (3)放射線業務従事者の皮膚に受けた等価線量については、3か月ごと及び1年ごとの合計を算定し、記録しなければならない。
- (4)測定結果に基づいて算定し、記録した線量は、遅滞なく、放射線業務従事者に知らせなければならない。
- (5)放射線業務従事者についての線量の算定結果の記録は、原則として、30年間保存しなければならない。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
線量の測定結果を毎日確認しなければならないのは、1日における被ばく線量が1cm線量当量について1mSvを超えるおそれのある労働者です。「0.1mSv」ではありません。
【毎日確認する場合】
1日に1mSvを超えるおそれがあるとき
高い線量率の場所で働く人です。1日1mSvなら、年に200日働けば200mSvになり、年限度の50mSvをはるかに超えます。毎日見ていないと危ない水準だからこその決まりです。
【ほかの選択肢】
(2) 1か月間に受ける実効線量が1.7mSvを超えるおそれのない
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女性については、3か月ごと及び1年ごとの合計を算定し、
記録する 正しい
(3) 皮膚に受けた等価線量については、3か月ごと及び1年
ごとの合計を算定し、記録する 正しい
(4) 算定し記録した線量は、遅滞なく放射線業務従事者に
知らせる 正しい
(5) 線量の算定結果の記録は、原則として30年間保存する
正しい
【記録する区切り(電離則9条2項)】
実効線量(男性等) 3か月ごと、1年ごと、5年ごと
(5年間に年20mSvを超えたことのない者は3か月ごと、1年ごと)
実効線量(女性) 1か月ごと、3か月ごと、1年ごと
(1か月に1.7mSvを超えるおそれのない者は3か月ごと、1年ごと)
等価線量 3か月ごと、1年ごと
(眼の水晶体は3か月ごと、1年ごと、5年ごと)
5年ごとの合計が要るのは、5年間の限度があるものです。実効線量(5年間につき100mSv)と、眼の水晶体の等価線量(5年間につき100mSv)がそれにあたります。
【1.7mSvという数字】
3か月につき5mSvを、1か月あたりに直した値
これを超えるおそれがある女性は、1か月ごとにも合計します。超えるおそれがなければ、3か月ごとと1年ごとで足ります。
【30年間保存】
影響が長い年月の後に現れることがある
被ばく線量の記録と健康診断個人票は、どちらも30年間です。
出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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