所轄労働基準監督署長にその旨又はその結果を報告しなければならない場合は、次のうちどれか。…
関係法令 第19問
所轄労働基準監督署長にその旨又はその結果を報告しなければならない場合は、次のうちどれか。
- (1)ガンマ線照射装置の放射線源が線源容器から脱落したとき。
- (2)常時50人以上の労働者を使用する事業場で、電離放射線障害防止規則に基づく雇入れの際の電離放射線健康診断を行ったとき。
- (3)ガンマ線照射装置を用いて行う透過写真の撮影の業務に関する特別の教育を行ったとき。
- (4)管理区域について、法令に基づく定期のガンマ線の作業環境測定を行ったとき。
- (5)管理区域内において妊娠中に腹部表面に受ける等価線量が2mSvを超えた女性の放射線業務従事者がいるとき。
正答 (1)
正答は (1)。この場合に報告しなければなりません。
ガンマ線照射装置の放射線源が線源容器から脱落したときは、事故として所轄労働基準監督署長に報告します。
【事故の報告】
放射性物質が漏えいしたとき
放射線源が脱落したとき
放射性物質を誤って摂取したとき など
異常な事態が起きたときに報告するのが基本です。線源が容器の外に出てしまえば、周囲の人が被ばくします。社内で処理させず、届け出させる趣旨です。
【ほかの選択肢】
(2) 雇入れの際の電離放射線健康診断を行ったとき
→ 報告は要りません(報告が要るのは定期のもの)
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(3) 特別の教育を行ったとき → 報告は要りません
(記録を作成し、3年間保存する)
(4) 定期の作業環境測定を行ったとき → 報告は要りません
(記録して5年間保存する)
(5) 妊娠中に腹部表面に受ける等価線量が2mSvを超えた女性が
いるとき → この場合の報告の定めはありません
【記録と報告は別】
記録 社内に残す(測定は5年、教育は3年、線量は30年)
報告 監督署長へ届け出る
測定や検査、教育を行っただけでは報告は要りません。事故が起きたとき、あるいは定めのあるときだけです。
【定期健康診断の報告】
定期の電離放射線健康診断を行ったときは報告する
(2)は「雇入れの際」なので対象外です。定期かどうかが分かれ目です。
【特別の教育】
受講者、科目等の記録を作成し、3年間保存する
報告ではなく保存です。
【線源の脱落が重大なわけ】
遮蔽のない線源が、そのあたりに転がっている状態
気づかずに拾えば、手指に重い障害が出ます。過去に国内外で死亡事故も起きています。
出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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